即戦力3名の入部で、強豪八幡に立ち向かう不動のメンバーが出来上がった。予選1回戦で保安隊福岡部隊、準優勝で三井化学を完封し、決勝は12月6日長崎で行われた。全国大会3連覇中の八幡製鐵の攻撃は試合開始から怒涛の如く九電陣を襲ったが、九電の激しい闘志と捨て身のタックルがこれを拒み、後半9分左中間25ヤードの松岡のPGを守り抜いて遂に王者八幡を倒し、初の全国大会出場権を得た。  
静岡草薙ラグビー場での全国大会、1回戦は近畿代表の神戸製鋼に快勝し、準優勝は優勝候補の関東代表の大映を出足のリードを守って下した。決勝戦の相手は前年準優勝の近鉄、軟弱なグランドでパント合戦が展開され、両軍すばやい集散と果敢なタックルで一進一退、前半16分のPGを守って勝利目前であったが、終了1分前痛恨のPGを許して引き分け、双方優勝となった。
九電ラグビー史に燦然と輝く金字塔を打ち立てた年である。
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