12月1日(木)、佐賀県唐津市立玉島小学校の体育授業にお伺いし、タグラグビー教室を開催しました。 ヴォルテクスからは、早田選手・中尾副部長・吉岡チームマネージャーの3名に、管轄営業所の唐津営業所から大久保所長、唐津配電事業所から内山田さん、佐賀支社から赤堀課長、ラグビー部OBの開田さん・板坂さんが参加し、4・5・6年生の38名の生徒さんにタグラグビーを体験してもらいました。 小学校に到着すると、急遽4年生にもタグラグビーを体験させたいと学校側からの要望があり、4・5・6年生をまとめて行うことになりました。 その4年生は、開始20分以上前から体操服の上に制服を着て運動場に出てきて、初めて見るラグビーボールに興味津々。 ゴールキックを何度も体験したり、早田選手とボールで遊んだり、タグラグビー開始前からラグビーボールに慣れてもらいました。 そして、タグラグビー教室がスタート。 まずはウォーミングアップとして、ヴォルテクスのトライゲッターの早田選手を先頭に運動場をランニングで一周します。 頑張って早田選手を追い越した男子生徒がいましたが、早田選手がスピードを上げて抜き去ると、差を付けられない様に一生懸命走っていました。
次に念入りにストレッチを行い、初めてのベルトとタグを装着します。 タグを取って大声で「タグ!」の発声練習からスタートしました。 5・6年生は照れもあって少し大人しい感じでしたが、「タグ!」と大声で発することは試合を行うためにとても重要になります。 大声で発声できるように何度も練習しました。
そして、2人・4人組に分かれてのタグの取り合いです。 楽しくゲーム性のあるタグの取り合いに、本気になってタグ取りゲームを楽しんでいました。
そして、ラグビーボールを使っての初めてのパスをゲーム形式で競い合いました。 ボールを受ける相手の事を思いやって取りやすいパスを早くするという、難しいルールですが、まずは優しいパスをすることが大切です。 最下位になったチームには、楽しく恥ずかしいスタージャンプをしました。
その後は、試合をするチーム毎に分かれ、ボールを持って走る練習と、タグを取られたら後ろにいる味方にパスをする練習を行いました。 この日は、タグラグビーを初めて経験する生徒さん達ばかりなので、試合がスムーズに行えるように「手渡しパス」だけに限定して練習を進めていきます。 練習しては集合して説明し、また練習です。 順を追ってタグラグビーの基本を説明し、生徒さん達も少しずつプレーに上達が見られます。
そして、タグラグビーの試合です。 4年生は4年生同士、5・6年生は混合し対戦チームを変えながら計3試合行いました。 練習ではうまく出来ていても、タグを取られないように相手が来たら横や後ろに走ったり、前にいる味方にパスをしたりするプレーが見られましたが、試合毎に随分と上達し、最後の3試合目にはたくさんのトライが見られるようになりました。
最後にラグビー体験です。 早田選手が激しいタックルを見せた後は、ハンドダミーに元気いっぱいぶつかってくれました。 遠慮がちな女子生徒さん達も、先生に促されると力強いぶつかりを見せてくれました。
そして、給食タイムです。 私たちの給食を全員分準備していただき、4〜6年生の各クラスに分かれ、楽しいお話をしながら美味しい給食を一緒にいただきました。 給食後は、5・6年生を対象に早田選手が「夢」について、過去の経験を交えて分かりやすく生徒さん達に話しました。 生徒の皆さんは真剣に早田選手の話に耳を傾けていました。 終わった後は即席のサイン会を開催。サインを求める生徒さんたちに早田選手は笑顔で応えていました。
その後は、全校生徒の待つ運動場に出て、全校生徒さんと先生と一緒になって「助け鬼」という鬼ごっこをしました。 鬼役の早田選手とスタッフの息が切れるほど、元気な生徒さんを追いかけまわし、アットホームな玉島小学校の生徒さんとたくさん交流することが出来ました。
タグラグビーと一緒に遊んでくれた玉島小学校の生徒の皆さま、小森校長・浦郷教頭はじめ先生の皆さま、本当にありがとうございました。 今後もタグラグビーを楽しんでくださいね!