7月25日(月)・28日(木)・8月2日〜5日の6日間、福岡市の中央体育館で開催された小学校4〜6年生を対象とした「夏休みタグラグビー」にヴォルテクスの中尾副部長と吉岡チームマネージャーが講師役として参加しました。

(公財)福岡市スポーツ協会主催の「夏休みタグラグビー」に参加した小学生は19名。
近くの小学校や地元のラグビースクール経験者だけでなく、西区の小学校から参加申し込みをしてくれた小学生もいました。



全部で6日ある教室のうち1日の体験時間は1時間半。
最初の3回は前後の間が空くのでタグとラグビーボールを使ったゲーム形式のメニューを中心に、8月3日以降の3回はタグラグビーの試合を中心に教室を進めました。



初対面の参加者達は最初はお互いに遠慮がちでしたが、一緒に動き出すとすぐに打ち解け、日に日にコミュニケーションが円滑になります。





運動が得意でなくても、ボールを持って前に走れば比較的簡単にトライができるのがタグラグビーの醍醐味です。

実際にタグラグビーの試合では、トライの応酬となり大いに盛り上がりました。
試合の勝敗に固執するあまり、レフリーのジャッジに抗議する小学生もいましたので、全員を集合させ説明をします。





試合でうまく周りについていけず涙を流した小学生もいましたが、「ボールを持てばトライができるから頑張ろう!」と声をかけます。
その後のプレーでトライが出来る喜びを体験すると、自ら積極的にボールをもらいにいくようになったり、試合にたくさん出たいとアピールしてくれるようになりました。



唯一の参加となった女子小学生は、足が速くセンスも抜群で、講師の説明を誰よりも真剣に聞いていたのが印象的でした。
そのため、試合のチーム分けで地元のラグビーチームの小学生達が女子小学生と同じチームになることを願い、同じになれば大喜びする面白い光景も見られました。



7月25日から6日間に渡った教室も無事に終了。最後は全員がとても楽しかったと口を揃えて言ってくれました。
私たち講師も、怪我人が出なかった安堵と共にこれで終わりとなる寂しい思いとが交錯し何とも言えない気分になりました。

参加してくれた小学生の皆さま、6日間一生懸命タグラグビーに取り組んでくれてありがとうございました。
また、福岡市中央体育館の関係者の皆さま、このような機会を与えていただきありがとうございました。

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