5月14日(土)に「2016年九電スポーツフェスタ」が九州電力香椎競技場で開催されました。

ラグビー部によるラグビーフェスタ、テニス部によるテニス教室、参加者を対象にした発電体験ブースや一日営業店、熊本地震募金活動も行い、約500名が来場されました。
4年ぶりとなったラグビーフェスタでは、ラグビースクールに所属する小学校5・6年生を対象にしたヴォルテクスカップ(タグラグビー大会)、 初心者向けのラグビーおもしろ体験、コーチングスタッフやメディカルスタッフによる指導者・保護者向けの講習会、選手によるホットドッグ販売を行いました。

中尾選手が司会を務め、福岡リゾート&スポーツ専門学校の学生さんによるウォーミングアップで体が温まったところからヴォルテクスカップがスタート。
ヴォルテクスカップは、各ラグビースクールの生徒さんがスクールの垣根を越えてチームを結成します。 要するに、当日までどのチームの誰と同じになるかは分からない仕組みです。

初めて顔を合わせるので最初は控えめですが、引率役の選手と一緒に自己紹介やベーシックスキルリレーが始まると自然とコミュニケーションが取れるようになり、チームの一体感も生まれてきます。







メイングラウンドでは、タグラグビーの予選を3試合実施。始めはコンタクトを行わないタグラグビーに慣れていないスクールの生徒さんたちも、各チームの選手からのアドバイスや自分達で話し合いどんどん上達していきます。

人工芝グラウンドでは、楕円球に触れたことのない未経験者のお子さま向けに、パスやキック、ラインアウトリフトなど楽しくラグビーを体験していただきました。

また、瓜生監督はじめコーチングスタッフによる練習ドリルの考え方について、大村S&Cコーチからはダイナミックストレッチエクササイズについて、 屋内では増田・陣内メディカルスタッフによる怪我予防と対応の講習会も行われました。

予選3試合が終了した後、休憩を挟み組み合わせ決定までの間は九電ラグビーフェスタ恒例の選手による余興。ステージ周りを囲むほど全員が楽しんでくれたようです。







そして、白熱したタグラグビーの試合はここからが本番。
ベーシックスキルリレーの順位も加えた各リーグの1・2位チームがゴールドトーナメントへ、3・4位がシルバートーナメントに進み、それぞれで高順位を目指します。

試合に敗れ悔し涙を流す姿も見られるほど、白熱した試合展開が繰り広げられました。






5年生のゴールドトーナメント優勝は池田選手チーム。6年生のゴールドトーナメント優勝は吉浦選手チーム。
各学年のゴールドトーナメントで優勝した2チームは、1stジャージ・2ndジャージを着たヴォルテクスとのドリームマッチ。 5・6試合行った疲労を微塵も感じさせず、エリア内を縦横無尽に走り回り、日頃鍛えている選手達もスクールの生徒さんたちの元気に圧倒されていました。

試合後は閉会式で優勝チームを表彰。5年生のMVPには、鞘ヶ谷ラグビースクールの田村君が選ばれ瓜生監督より選手サイン入り2ndジャージを、 6年生のMVPには、同じく鞘ヶ谷ラグビースクールの安田君が選ばれ早田選手(当フェスタ実行委員長)より選手サイン入り1stジャージが贈呈されました。
そして、各チームで解散会。せっかく同じチームになれたのに名残惜しい雰囲気が感じられます。

当フェスタでは、日頃タックルをするのが当たり前のスクールの生徒さんにタグラグビーをしてもらいましたが、参加した生徒さん達からは「タグラグビーはとても楽しかった、 もっとやりたかった」という意見が大半で、中には「負けてすごく悔しかった」という意見もありました。
また、所属するスクールがバラバラになってチームを結成したので、「他のチームの人と仲良くなれて良かった」「自分のチームの人と対戦できて楽しかった」という意見もたくさん聞けました。






かしいヤングラガーズ・草ヶ江ヤングラガーズ・笹丘少年ラグビークラブ・城南スポーツラグビークラブ・鞘ヶ谷ラグビースクール・筑紫丘ラグビークラブジュニアスクールの皆さま、 ラグビーおもしろ体験に参加していただいた皆さま、ご来場いただいた保護者の皆さまありがとうございました!
来年も開催しますので、多数でのご参加をお待ちしております!

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