平成25年5月18日(土)、キューデンヴォルテクスのホームグラウンド「香椎競技場」において、福岡県内のラグビースクールを対象とした、九電ラグビークリニックを開催しました。週初めの週間天気予報では、「曇り/雨」でしたが、皆さんの想いが届いたのか、週の中盤には予報も「晴れ/曇り」へ変わり、当日は見事な快晴となりました。 |
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13:15 帽子をかぶり、ピチピチの青色ジャージを着てマイクを持つ、本日司会進行役の廣畑選手による注意事項から始まりました。緊張しているのか、「え〜、あ〜」と・・・。(ガンバレー!)
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大神副部長の挨拶
「みんな、ラグビーは痛い? きつい?」という問いかけに、参加ラガーマンは、苦笑いで「・・・」
「今日は、全員必ず1つ上手くなりたいと思うことを覚えて帰り、試合でできるようになってください。そして分からないことは、何でも聞いてください。」
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平田監督の挨拶
「今日は、トップリーグの選手たちが普段やっていることをみんなに伝えます。午前中、選手はとてもきつい練習をしています。もし、選手がきつそうで、あまり上手く教えてくれない選手がいたら、私まで名前を報告してください。後で走らせるから!」
会場からは笑いが…、選手からは苦笑いが…(やばい、気持ちを引き締めて)
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廣畑選手から、本日の内容と各コーナーのリーダーを紹介 |
中学生はスキル練習で好きな項目を3つ選択(30分×3回)、小学生はラグビー教室
・パススキル…久木元選手
・SHパススキル…小森選手
・コンタクトスキル…平田選手
・ラインアウトスキル…浦選手
・キックスキル…荒牧選手
・小学生ラグビー教室…末藤選手
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本日は天気も良く、気温も高いため、水分補給も重要です。
廣畑選手から、「水分補給を担当する中村選手」と紹介されるアシスタントトレーナーの中村さん(私いつから選手なの?と苦笑い)
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福岡リゾート&スポーツ専門学校の郡山 千知里さん、横田 晴菜さんによるウォーミングアップ開始。けがをしないように、しっかりとストレッチ&準備運動。かなり身体も温まってきました。 |
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パススキル
・普段、何気なくしているパスですが、ハンズアップやタイミングと、意識することの大切さを学びました。
■久木元選手「相手のプレッシャーが早いときは、ボールを取ったらその位置からハリパスだ!」
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SHパススキル
・SHは、パスが命です。いかに相手の取りやすいパスをするか。ボールの持ち方から腕の振りと伸びのあるスクリューパスを学びました。
■小森選手「ボールを持った腕は、横から上でなく、下から上へ。そして相手に向かいフォロースルー。そうするとボールが伸びていくよ!」
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コンタクトスキル
・ボールを持ったら、相手にただ当たりにいくのではなくて、相手をずらして真っ直ぐに当たる。また、タックルは低くいくということを学びました。
■平田選手「ただ当たりにいくのではなく、相手との距離を見て、当たる前に一歩ずらして、真っ直ぐ当たって突破していくんだ!」
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ラインアウトスキル
・リフターは下半身、ジャンパーは自分で飛ぶ意識、スローインはボールの持ち方と、普段、聞くことのできないポイントを学びました。
■浦選手「リフターは、上半身だけではなく、まずは下半身を使い、その後上半身を上手く使ってリフトすること。ジャンパーは、お腹に力を入れ自分でジャンプすること!」
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■佐藤選手「ボールを投げるときは、毎回、ボールを持つ手の位置を決めておくことが大事。ボールには縫い目があるので、自分の指をどうあてるか? 決めてごらん!」 |
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キックスキル
・ボールを蹴るときのポイントとして、ボールの持ち方、落とし方からキック後までの基本を学びました。
■荒牧選手「いいね〜、いいキックだ〜。ボールはしっかりと持ち、真っ直ぐ足に落とし、蹴りたい方向へ足をしっかりと蹴り上げること!」
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小学生ラグビー教室
・3つのスキルについて、基礎からしっかりと楽しく学びました。(1)ラダー、マーカーを使ったアジリティーのトレーニング、 (2)コンタクト(ストロングポジション、タックルの入り方、クランチ)、 (3)パス
■瓜生コーチ
「今回の教室のメニューは小学生用ではなく、ヴォルテクス、ジャパン、オールブラックスの選手が意識して行っている基礎トレーニングであり、選手たちは身体に染込んでいます。
小学生の皆さんは、今、1番成長出来るアジリティーを鍛え、ケガをしないコンタクト、ラグビーの基礎であるハンズアップを意識して、今後も楽しく、ケガをしないラグビーを続けて下さい!」
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この日は選手だけでなく、ヴォルテクスのチームスタッフも大活躍。チームトレーナーの増田トレーナー、大村ストレングス・コンディショニングコーチが「保護者でも知っておきたい基礎知識」ということで、ゲガの予防、ケガのフォロー、インナーマッスルの鍛え方等の講演会を開催し、また、ルールアドバイザーの家近レフリーは、参加されている各チームのレフリーを対象に「ミニラグビーのレフリーに必要な意識とスキル」についてミーティングを開催しました。 |
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保護者を対象としたミニ講演会
・練習や試合の都度、擦り傷や打撲、軽い捻挫等、様々なケガをし、グラウンドではアイシング等の応急手当、家庭ではアフターケアを実施していますが、専門的な知識をじっくりと学ぶ機会は、ほとんどないのが現状ではないでしょうか? そこで、擦り傷から成長期でよくおきるケガの対応について、また、自宅で簡単にできるインナーマッスルの鍛え方について、詳しく説明を実施。参加された保護者の皆さんは、真剣に聞き、ポイントをメモする姿が印象的でした。また、ペットボトルを使った実際のトレーニングでは、男性陣がチャレンジ。肩こり防止にも良いとのことで、早速我が家でも・・・という声が聞かれました。 |
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参加チームのレフリーを対象としたミーティング
・こちらは、「安全を最優先としたレフリングの基準」について事例を挙げながら、全員で基準合わせを実施しました。また、普段から疑問に思っていることについての質問もあり、お互いにアドバイスをし合い、1つずつ解消していくこともできました。 |
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最後は、お楽しみのじゃんけん大会。新人選手の園中選手といざ勝負! 園中選手が勝つたびに会場から大ブーイングが・・・。また、最初は控えめな保護者の方々も、回を重ねるごとにだんだんと前に出てきてじゃんけんをしていました。「大人げないけどもらっちゃった」という声もちらほらと・・・。
そして最後に、会場の全員で記念撮影!
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今回、ご参加いただいた選手、チーム関係者および保護者の皆さん、お忙しいところ本当にありがとうございました。
今後も様々な活動を通じ、皆さんに応援していただけるヴォルテクスを目指していきますので、応援よろしくお願いします。
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