4月24日(土)、香椎競技場にて8回目となる「九電ラグビーフェスタ2010」を開催しました。
当日は青空が広がるラグビー日和となり、福岡県内の小学生約500名と保護者の方々、合わせて1000名ほどにご参加いただき、競技場にはにぎやかな子供たちの歓声が響き渡りました。

開会式
■荒巻福岡支店長による挨拶
「本日はお忙しい中、九電ラグビーフェスタにご参加いただき誠にありがとうございます。今日はキューデンヴォルテクスの選手と一緒にラグビーを思う存分楽しんでください。そしてわからないことや質問などあれば、ぜひ何でも選手に聞いて教えてもらってください。」

荒巻支店長

ワールドカップコーナー
福岡県内にある14のラグビースクールに所属する小学5、6年生が、国の名前がついた24の混成チームに分かれ、キック、パス、ラン、タッチフットの4種目の競技に挑みました。
ここでの得点で午後に行われるタッチフットボールトーナメントの配置が決まるため、参加者たちは初対面ながらもすぐに打ち解け、各チームに一人ずつ入ったヴォルテクスの選手と共に高得点を目指しました。




松本選手「ナ〜イス!それでいいよ!」

真剣な表情でトーナメント表を見つめるドイツメンバー

チャレンジャーコーナー
チャレンジャーコーナーではラグビー未経験の子供たちが選手やスタッフから指導を受け、ラグビーボールを使ったゲームやコンタクトバッグにぶつかったりと初めての体験をしました。


走るのさえも楽しい!

安部選手・小野田選手「あっちだよ〜」


初めてラグビーボールに触れるという参加者も

ティム選手、うれしそうです


運動した後の水はおいしい!

「つかれてない?」「つかれてないよ」

コーチング講習会
ヴォルテクスのコーチ陣が、ラグビースクールなどの指導者を対象に「効果的なボールキャリーの仕方とブレイクダウン・オプションについて」というテーマで講演を行いました。
映像を使用しての説明の後、グラウンドで実践的な演習が行われ、参加者たちは安全かつ正しいスキルを身につけるために熱心に聞き入っていました。


映像を使用しての講義

グラウンドで実践的な演習


写真やメモを取りながら熱心に話を聞く参加者たち

実際に体を動かしながら指導

ミニ講習会
保護者の方々を対象に行われたミニ講習会では、日々ヴォルテクスの選手たちの身体をメンテナンスし、陰で支えているトレーナー陣から「スポーツ現場での応急処置について」「親から子へ〜教えようセルフケア」「ラグビーにおける体幹の重要性〜ピラティスの導入」という三つのテーマで講義が行われました。
保護者の方だけでなく10代後半の参加者の姿もあり、トレーナーに興味のある人や生活の中でスポーツを楽しみたい人など、スポーツと関わる様々な方にご参加いただき大好評でした。


講演風景

児玉トレーナー「腰痛をお持ちの方、手を挙げて下さい」

ショータイム
いよいよ昼食休憩の後は、毎年大盛況のショータイム&選手紹介の時間です。
いくつかのポジションが集まり結成されたチームごとに、今年も選手たちが体を張った個性あふれるショーを披露しました。


軽快な司会で会場を盛り上げたのは
井上のどかさんと川嵜耕大選手

謎の空気で会場を包んだ原住民チーム


出し物の後には選手の紹介を行いました

息のあったステップで客席を沸かせたモンキーチーム


子供たちが身を乗り出して見守ります

最後にスタッフ陣の紹介も行われました

ワールドカップ・決勝トーナメント
午後からは、午前の部の順位に従ってタッチフットで決勝トーナメントを行います。
敗者復活はなく、一戦一戦が真剣勝負。ヴォルテクス選手も子供たちと一緒になって作戦を立て、チームを応援しました。


作戦会議中のトンガチーム「前半はこの4人が…」

南アフリカチームvsニュージーランドチーム


声援を送る子供たち&選手

トライまでもう少し

激戦が繰り広げられる中、決勝トーナメントを勝ち抜き、みごと優勝を果たしたのは吉永選手率いる「アイルランドチーム」!
優勝したアイルランドチームは、郷田監督、ナイサンBKコーチ、久木元選手、ルーク選手、ティム選手、安部選手で構成されたヴォルテクスのドリームチーム6名と特別試合を行いました。


満を持して登場したドリームチーム

円陣を組んで気合いを入れるアイルランドチーム


なかなか見られないメンバーです、まさにドリーム

ドリームチームを抜きにかかります

試合ではヴォルテクス選手の放つ華麗なロングパスに子供たちから歓声が上がる一方、アイルランドチームも世界のナイサン・グレイ元選手(現BKコーチ)を振り切って走り抜けるなど、人数の多さと体の小ささを生かしたプレイで攻めます。結果、試合は4vs2でアイルランドチームが勝利をおさめました。

閉会式
■郷田監督の挨拶
「今日は楽しんでもらえましたか?今日はラグビーの素晴らしさ、そしてみんなの高いスキルやラグビーを楽しんでいる姿勢から、ひとりひとりの持つ大きな可能性を感じました。2019年にはワールドカップも日本で行われます。ぜひワールドカップ出場という大きな夢を持って、がんばってください。今日はありがとうございました。」

挨拶をする郷田監督

その後、上位入賞チーム、そしてMVPに輝いた選手には記念品が贈呈されました。


見事優勝を果たしたアイルランドチーム

準優勝・スペインチーム


MVPはアイルランドチーム・リュウトくん

ヴォルテクスドリームチーム&アイルランドチーム

最後になりましたが、同フェスタを開催するにあたりご尽力いただいた福岡支店関係者の方々、ラグビー部OBの方に感謝を申し上げると共に、ラグビーフェスタにご参加、ご声援を送っていただいたみなさまに御礼申し上げます。

また来年お会いできることを楽しみにしています、ありがとうございました!

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