4月18日(土)、九電香椎競技場にて、7回目の開催となる「九電ラグビーフェスタ2009」を開催しました。
 昨年は大雨により2回に分けての開催。昨年の雨が頭に残っているからか、天気を常に気にしながら、開催の日を迎えましたが、当日は、絶好のラグビーフェスタ日和となり、日差しは強かったものの心地よい風が吹く中、ここ数年では最高の約1000人もの方々にご参加いただきました。

開会式
■津上福岡支店長の挨拶
「今年は天気にも恵まれ、大変多くの方々にご参加いただきありがとうございます。ワールドカップに参加する小学生の皆さんは、ヴォルテクスメンバーから技を学んで帰ってください。チャレンジャーに参加する皆さんは、ラグビーを好きになって、来年、再来年、ワールドカップに出られるよう頑張ってください。怪我をしないように、ラグビーを思う存分楽しんでください」



ワールドカップコーナー
 福岡県内にある15のラグビースクールに所属する小学校5,6年生が、今日は別のスクールの子供たちと一緒になり、国別のチーム(24チーム)に分かれて4種目の競技(キック、パス、ラン、タッチフット)に参加し、得点を競い合います。今年から競技内容を少しリニューアルし、より子供たちが競い合って盛り上がり、楽しめるような工夫がされていました。このコーナーの最終目的は、午後の部に控えているタッチフットボールトーナメントの優勝です!ヴォルテクス選手が各チームに一人ずつつきますが、午前の部の順位でトーナメントの配置が決まるので、ヴォルテクスの選手もこどもたちも必死で各競技に挑んでいました。



チャレンジャーコーナー
 ラグビー未経験者の子供たちが、ラグビボールを蹴っても真っ直ぐ転がらなかったり、上手く蹴れなかったりする場面もありましたが、一緒にいるヴォルテクス選手、ヴォルテクスOBからコツやポイントを聞いて、1回目より2回目、2回目より3回目と少しずつ上手にボールを使えるようになっていました。コンタクトバックやトライ体験では容赦なくぶつかったり、飛び込んだりと楽しみながら体験していました。






コーチング講習会
 ヴォルテクスのコーチ陣が、ラグビースクールの指導者や保護者の方々を対象に、「コンタクトスキルの向上」というテーマのもと、安全且つ正しいスキルを身に付けるために、映像での講習後、グラウンドでの実践講習を行いました。参加された方々は、ビデオを撮ったり、写真を撮ったりと、今後のコーチングに生かすために真剣な眼差しで受講されていました。



ミニ講習会
 保護者の方々に大人気だったのが、トレーナー陣、ストレングスコーチ陣による講演。「スポーツ現場での怪我と応急措置について」、「ストレッチの重要性」、「ジュニア期のトレーニング」、という3つのテーマでしたが、ストレッチや体幹では、実際にご父兄の方々に前で実践していただき、姿勢が崩れやすいポイント、悪い例をしっかりと見せていました。ある程度の筋肉が備わっていると思われる成人男性の方でも、正しい姿勢での実施は顔が引きつるほど大変そうでした。



ショータイム
 RKBラジオ「スマスマE−KIDS」のDJである加藤純也さんの歌で始まった午後の部。昼食時間が短いにも関わらず、子供たちはステージのまわりに沢山集まっていました。歌に続くのは、毎年大盛況の「ショータイム」兼「選手紹介」。ヴォルテクスにもお笑いブームが到来中で、各ポジション別に練習を重ねに重ねた!?余興を披露していました。




中村主将挨拶
 皆さんに楽しんでもらえるように、今日までラグビーの練習以外に、余興の練習も頑張ってきました。今から、ワールドカップの決勝トーナメントが始まります。皆さん、優勝目指して頑張ってください!
 今年もヴォルテクスは、トップリーグで戦います!皆さんの応援が力になりますので、応援よろしくお願いします。

ワールドカップ・決勝トーナメント
 午後からは午前の部の順位別にタッチフットで決勝トーナメントです。敗者復活戦はなく、一戦一戦が命懸けです。グラウンドには、惜しくも敗れてしまったチームなのか、勝利したチームなのかは、顔を見れば即座にわかってしまうほどで、その明暗が分かれた姿を見ていると、ヴォルテクスの選手たちがトップリーグや、練習試合での勝敗を分けた姿がそのまま思い浮かんできました。ヴォルテクスの選手が試合にかける思いを知っているだけに、子供たちの一生懸命さも十分に伝わってきました。




 さて、決勝トーナメントを勝ち抜いて、優勝を果たしたのは、小野田寛文選手率いる「オランダ」チーム!実は、メンバー構成は違っているものの、オランダチームは2年連続の優勝です!!
 優勝したオランダチームは、ヴォルテクス選手7名(中村、吉永、松本、浦、佐藤、河原崎、久木元)で構成されているドリームチームとの特別試合でいざ勝負です!
 試合は1対1の同点で前後半を終え、サドンデスで決着をつけることに。 最後は、オランダチームの選手が左サイドを鮮やかに走り抜け、見事、2対1で勝利しました。



閉会式

MVP:しょう君 草ヶ江ヤングラガーズ6年生

■郷田監督の挨拶
「今日は、1日ラグビーと接してみてどうでしたか?皆さんのレベルの高いプレー、沢山の笑顔から、エネルギーをもらいました。このエネルギーをもらって、今年もトップリーグに臨みます。初めてラグビーを体験した子どもたちは、今日のこの日を良い思い出にして、これからもラグビーを続けてほしいと思います」

最後になりますが、ラグビーフェスタを開催するにあたりご尽力いただいた福岡支店関係者の皆さま、ラグビー部OBの皆さまに感謝申し上げますとともに、ラグビーフェスタにご参加、ご見学いただいた皆さまに御礼申し上げます。
皆さん、来年も香椎競技場で楽しい時間を過ごしましょう!来年のラグビーフェスタも乞うご期待!!

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