キューデンヴォルテクスは、昨年に引き続き、7月28日、29日の両日、宮崎県児湯郡高鍋町小丸川運動公園において、 宮崎県高校体育連盟主催の「トップアスリート育成事業」の一環として、宮崎県内の高校、中学選抜メンバーの約80名に、 県内の高校生約150名と、200名を超えるラガーマンが参加して、ラグビー教室を開催しました。  教室には、宮崎県出身の三輪選手、橋本選手を始め、9名の選手とOB5名、神田監督、増田トレーナーが参加して指導を行いました。

初日は午後から高鍋高校の体育館にて、開講式とビデオセミナーが行われました。
宮崎県ラグビーフットボール協会の黒岩副会長より、「まず始めに、暑い中、わざわざ宮崎までお越しいただきありがとうございます。トップリーグに昇格されたことを大変嬉しく思っております。是非、トップリーグでのご活躍を祈念しております。また、今日参加する生徒諸君は、トップレベルの選手に指導してもらえる良い機会ですので、これを機に、宮崎県ラグビーの競技レベルをアップしてください。」とご挨拶を頂戴しました。
神田監督からはトップリーグに昇格した報告と、今回のラグビー教室の趣旨、目的の説明があり、そのままビデオセミナーへと移行しました。


ビデオセミナーでは、『目指せ、日の丸戦士!!宮崎ラガー!!2015年W杯日本代表は君だ!』という熱いテーマのもと、 神田監督から、ラグビーの歴史やブレイクダウンスキル、タックルについて、実際にプレーの映像を流しながら、詳しい説明が行 われました。また、増田トレーナーからは、体幹強化の重要性について説明を行い、バランスボールを用いて実際に指導を行いま した。

ビデオセミナー終了後、小丸川運動広場へと場所を移し、実践練習を行いました。
実践練習の始めは、ビジョンドリル(視野、反応を目的とするトレーニング)、ラダ―トレーニング(俊敏性を養うトレーニング)、コアトレーニング(ビデオセミナーでも説明があった体幹の強化を目的とするトレーニング)の3つのエリアに分かれ、参加した生徒たちはグループごとに、各エリアのトレーニングに挑戦しました。今まで体験したことのないトレーニングが多かったせいか、戸惑いながらも真剣に取り組んでいました。  次に、ハンドリングスキル、トラッキング・タックル、ブレイクダウンの3つのエリアに分かれ、それぞれのポイントを説明し、実践してうまくいかないところは、選手が直接、マンツーマンで指導を行いました。生徒たちは、選手から指摘された点を意識しながら、何回も繰り返し実践していました。




夕方17時からは、高鍋町内のホテルにて、神田監督、増田トレーナーによる指導者向けのコーチングセミナーが行われました。今回のコーチングセミナーのテーマは「プレハビリテーション(プレハブ)」。プレハブとは何か、プレハブの重要性、どのようなトレーニングを行うか、など豪州最先端の理論を基に説明を行いました。
(そうです、九電のS&Cアドバイザーは「豪州ラグビーフットボール協会 ハイパフォーマンス部門 エリートプレーヤー育成 S&Cコーチ(Elite Player Development S & C Coach - High Performance Unit - Australian Rugby Union)」 ダーク・スピッツ氏から豪州最先端のトレーニング方法を得ています!)
指導者の方々も、トップレベルの理論の説明を、真剣な眼差しで受講され、セミナー終了後も、時間をオーバーして質問も飛び交うほど、大盛況のうちに終わりました。

2日目は初日と同じく小丸川運動広場にて、実践練習第2日目です。コアトレーニング(体幹)をアップとして行った後、ディフェンスシステムの練習を行いました。ディフェンスシステムでは、実際にキューデンヴォルテクスが行っているシステムを披露 し、ポイントや注意点を細かく指導しました。この練習のアタックメンバーは、勿論キューデンヴォルテクス。トップリーガーの アタックを阻止しようと、生徒たちは、昨日に続く練習にも関わらず、大きな声を出してディフェンスをしていました。
最後の練習は、ポジション練習。生徒たちは、各ポジションに分かれ、ポジションに合った練習に取り組みました。ポジション練習では、「3番(PR)のスクラムを組む姿勢が安定しない場合どうすれば良いのか?」という質問に、橋本選手が丁寧に答えて、説明をしていた場面も見受けられました




2日間にわたって開催されたラグビー教室は、宮崎の暑い太陽にも負けず、大盛況のまま終わりを迎えました。
閉講式では神田監督が、「この2日間で行った練習は、キューデンヴォルテクスでは毎日のように行っている練習です。ラグビーはすぐに上達するスポーツではありません。日々、練習に取り組み、これから行われる大会でのご活躍を祈念しています。キューデンヴォルテクスも、この夏、しっかりと練習に励み、ップリーグで活躍できるよう頑張ります。」と挨拶して、宮崎ラグビー教室の幕を閉じました。

最後になりましたが、宮崎ラグビー教室を開催するにあたり、多くのご尽力をいただきました高鍋農業高校の矢野先生、宮崎県ラグビーフットボール協会副会長の黒岩さまをはじめとする協会関係者の皆さま、ならびに、暑い中お集まりいただきました指導者の皆さま方に、厚く御礼申し上げます。
短い日程での指導でしたが、ヴォルテクスパワーで、九州ブロック国体を突破して、国体への出場権を獲得すること、更に宮崎県の代表校が、花園で行われる全国大会で、宮崎旋風を巻き起こすことを、部員一同祈念いたします。
参加した選手の皆さん、「2015年W杯日本代表は君だ!」

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