12月20日(水)、先日行われたアジア大会に7人制日本代表として出場し、見事金メダルを獲得した山本英児選手が、福岡市東区の三苫小学校を訪問して、5年3組の子供たちを対象にタグラグビーの指導を行いました。

三苫小学校は、先月九電ラグビー部の選手による出前教室を行うなど、タグラグビーに熱心に取り組まれており、今回も先生から「今年最後のタグラグビーの授業に、ぜひ山本選手に来てもらって指導していただきたい。」というご依頼を受け、授業に参加させていただきました。
まずは子供たちに自己紹介。持参した金メダルを披露すると、子供たちから「すごい。初めて見た!嬉しい。」といった歓声がわき上がり、想像以上の反響に喜んだ山本選手は、金メダルを子供たちに「どうぞみんな手に持って見てください。」とサービスしました。そして、「皆さんもラグビーに限らず、他のスポーツ、または勉強など何でも良いと思うので、金メダル目指して頑張ってください。」とメッセージを送りました。


挨拶の後、簡単にウォーミングアップをし、36名を6チームに分け、早速試合を始めました。試合は前後半6分ずつで行いました。先月、訪問したときよりも子供たちは確実に上達しており、大変感心させられました。
ハーフタイムには、前半の様子を見ていた山本選手が、もっと上手くできるように、もっとトライが取れるようにという思いから、ラグビーの基本であるランパス(走りながらパスをつなぐ練習)を教えました。初めのうちはなかなか上手くできなかった子供たちも、数回繰り返し行っただけでできるようになり、上達の早さには山本選手も驚いていました。

後半開始。前半にはあまり見られなかった「パスをつないで行こう」という意識が見られ、ボールに触る子供も増え、早速、ランパスの成果が出ていました。
試合後、多くの子供たちから「今日は山本選手と金メダルを見れて嬉しかった。」「前半は上手くプレーできなかったけど、指導のおかげで後半はトライをたくさん取ることができた。」といった本当にありがたい感想をいただきました。
今回の体験を通じて山本選手は、金メダル獲得による影響の大きさを実感するとともに、応援してくれる多くの子供たちのためにも頑張って活躍している姿を見せ続けていこうと強く心に誓っていました。

最後になりますが、三苫小学校5年3組の皆さん、先生方に厚く感謝申し上げます。今回の授業で、ますます子供たちがタグラグビーに関心を持って、元気にグラウンドを駆け回る姿が多く見られるようになることを願っております。

このページの先頭へ