谷崎監督率いる東福岡ラグビー部は、春に行われた全国選抜高校ラグビー大会で準優勝を飾り、第86回全国高校ラグビー大会には7年連続17回目の花園出場を果たすとともに、これまでの活躍が認められ「Aシード」となり、悲願の全国制覇を狙っています。
九州電力ラグビー部にも、CTB角田選手、HO谷口選手、SH竹山選手のOBが在籍しています。
今回、東福岡高校ラグビー部から花園へ向けた強化の一環として、当社ラグビー部トンプソンHCへ指導の要請があり、12月12日(火)九州電力香椎競技場で東福岡高校ラグビー部の精鋭35名に対してラグビークリニックを行いました。

暗くなりかけた17時、トンプソンHCの掛け声の下クリニックがスタートしました。
この日は東福岡高校の要望を受けた内容が組み立てられ、まずはタックルの基本スキルとなるトラッキング(タックルへの追い込み方)と1対1のタックル練習を行いました。


日ごろの試合では、ハードなタックルを決める東福岡の選手達ですが、慣れない練習に戸惑いがあったか、最初はなかなか上手く行かないようでした。
トンプソンHCから「ハンズアップ」、「インサイドショルダー」基本的指示が出されると、そこは全国制覇を狙うチームだけあり、直ぐに修正が行えるところはさすがです。

次は、現代ラグビーの生命線ブレイクダウンの練習。今日は特に、相手がボールに絡んだ状況を考えたシチュエーションでの練習を行いました。
続いてはチームディフェンスの練習を行いました。一列に並び、激しい攻防が繰り広げられました。
そして最後はFW・BKに分かれ、トンプソンHCはラインアウトの指導を行いました。

練習を終え、川内スーパーアドバイザー(九電ラグビー部元監督)に話を聞いたところ、「悪いところを流さずに、繰り返し丁寧に教えてもらい、基本プレーの再認識が出来た」と話され、全国大会へ向けた、いい刺激になったようでした。

九州電力ラグビー部は、これからもラグビーの底辺拡大と、九州ラグビー界の発展のため、可能な限り各地でラグビー教室を開催してまいります。
最後になりましたが、東福岡高校ラグビー部の悲願の全国制覇を心からお祈りいたします。

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