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知っとこ!KYUDEN VOLTEX
> 2009-2010シーズンを振り返って
シーズンが終了し、結果は、残念ながら自動降格。トップリーグ昇格後、3年目にして、この結果。どう受け止め、どう今後に生かしていくのか、郷田監督の思いを聞いてみました。
1、 まず、今の気持ちをお願いします。
今シーズン、トップリーグ降格という結果になり、精一杯取り組んだ中で結果が出なかったことは悔しいですし、沢山の方々に応援していただいただけに、残念な気持ちでいます。しかし、落ち込んではいられないので、勝つためのチーム作りを実行していき、前に進んでいかなければいけないと思っています。
2、 今シーズンのスローガンは「貫く」でした。掲げたスローガンの通り、貫けた部分はあったのでしょうか?また、あったとすれば、どのような部分なのか。また、貫けなかった部分は?
今シーズンは、勝利への強い気持ち、集中力を持って最後までやり抜くこと、また、現状に満足することなく一人ひとりが限界に挑み、その壁を突き抜けることを実行するという思いを込め、「貫く」としましたが、勝利への強い気持ちという部分では、貫くことができたと考えています。昨シーズンは、ラスト20分を残し、集中力が切れ、失点を重ねてしまう傾向にありましたが、今シーズンは、コカ・コーラウエスト戦やクボタ戦などゲームの終盤でトライを奪うなど、最後まで気持ちは貫けました。一方で、現状に満足することなくという点においては、一人ひとりの頑張りはあったものの、本当に十分だったのか!?他のチームに比べ、トップ7という目標を掲げたチームとして、一個人として、もっと徹底して実施できたのではないかと感じています。
3、 ズバリ聞かせていただきます。今シーズンの結果を生んだ要因はどのような部分にあると思いますか?
怪我人が多く、思いどおりに戦えなかったことは大きいです。開幕戦と最終戦では9名の選手が入れ替わりました。春から若手育成を課題として取り組みましたが、克服することができなかった影響が出てしまいました。コミュニケーションがとれていなかったり、ヴォルテクスのルールが徹底されていなかった結果、本来自分のプレーができていた選手が他の選手のプレーを補おうとして、自分の役割が果たせず、悪循環になっていました。
ただし、このことが悪いことばかりだったかというとそうではなく、新たに11人の選手がトップリーグに出場しました。この経験は貴重な財産であり、今後に繋げていけるようにしたいと考えています。
4、 後半戦は強豪チームとも良い戦いを繰り広げることもあり、内容的には良い試合が出てきていました。そこまで持ってくることができた背景、また最後まで勝利に手が届かなかった敗因は、どのようなところにありますか?
前半戦を終え、ウィンドウマンス期間に合宿を実施し、ディフェンスとアタックのルールを再確認しました。また、後半戦に向けて、“先を見るのでなく、シンプルなことを正確に、徹底して行おう!”と、1試合1試合、そして日々の練習を100%で取り組むことを意識して臨んだ結果だと捉えています。主将の中村の復帰、BKメンバーも安定してきて、チームとして機能しはじめたという部分もあると思っています。
勝利できなかった理由としては、1対1のタックル、勝負どころでのミスなどを最後まで修正することができなかったことだと考えています。失点に繋がり、勝利を獲得することができずに終わってしまいました。
5、 トップリーグ降格という厳しい現実となり、また再昇格へ向けて、郷田監督はどのようなチームに仕上げていこうと描いていますか?
やはり、ヴォルテクスは、ディフェンスを徹底し、接戦をものにするチームです。個々のディフェンスに伴うスキルはもちろん、チームとしても、どのような試合であれ、堅固なディフェンスで戦えるチームを作っていきたいです。また、今季の反省として、キックやカウンターアタックの精度を上げることができませんでした。セットプレーの安定やブレイクダウンの激しさなどに加え、来季、改善に取り組んでいきたいです。
もちろん、ファンの方々により応援していただけるチーム、九州魂をもち、ひたむきなプレーで挑むチームであることは大前提として、強いチームを作り上げたいです。
6、より良いシーズンにしたいと思っていると思いますが、今、具体的に来季の目標はありますか?
「トップリーグへの再昇格!」これにつきます。
そのうえで、2度と降格しないようなチーム作りを目標にしています。
7、 最後に、ヴォルテクスファンの皆さまにメッセージをお願いします。
今シーズン、最後まで結果がでない中でもトップリーグを戦い抜けたのは、多くのファンの方々の熱いご声援、温かい励ましがあったからだと感謝しております。
来季はトップキュウシュウリーグとなりますが、しっかりとチームを作り上げていきたいと思います。
今季までのご声援に対する感謝の気持ちを忘れることなく、来季、皆さまのご期待に応えられるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。
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