いつも応援ありがとうございます。プロップ 3番の田尻です。
今シーズンを振り返ってみると、今までの11年間の九電でのラグビー人生の中で一番 タイトであり充実したシーズンだと思います。 今シーズン13試合中のうち12試合で先発起用していただき、途中交代などもありま したが、出場時間を換算してみると、11試合はヴォルテクスの3番を背負いグランドに 立つことが出来ました。 こんなにも多く試合に出場が出来たのは、トレーナーの方々によるケアのおかげだと、 とても感謝しています。 そして試合に集中して頑張ることが出来たのは、家族のサポート、応援していただいて いる方々の声援、日々の業務で協力していただいている、九電福間営業所の方々のおかげ だと、とてもとても感謝しています。 これらの方々への恩返しは試合に勝利することだと思っていますので、来シーズンも 勝利に貢献出来るよう頑張りたいと思います。
今シーズンは本当に疲れました。
今シーズンの自分について言えることは一つ。 何にもできなかった…ということです。
今年は怪我が多くて出場機会にめぐまれませんでした。 怪我をしたのは自分のせいでもあるし、しょうがないとは思うけどやっぱり悔しいです。 だけど、そうゆう悔しさの反面キューデンヴォルテクスの一員として残留が決まった時は本当に嬉しく思いました。
来シーズンはシーズンに向けて準備をしっかりとして今シーズンのような悔 しい思いをしないようにレギュラー奪取に向けて頑張りたいと思います。 そして、来シーズンこそはピッチの上で皆が喜べるような結果を残せるよう に頑張っていきますので応援よろしくお願いします。
「いやーほっとした!」「終わった!」「よかった!」
長かったシーズンが終わって出てきたのは安堵の言葉ばかり、1週間を経てやっと シーズンを冷静に振り返ることができるくらい今年は劇的に変化した1年間でした。
では1年間を振り返って 前半戦・・・上位チームとの対戦が続き善戦するも敗北・・・だがこれが実力、認めざるを得ない。 初戦以降勝星を拾えないチーム、そしてついに来た九州ダービーCCWJ戦。興奮を抑えきれずなかなか眠りにつくことができない前夜、がしかし子供の寝息を聞いたとたん即睡魔に襲われる。 気合い十分、体長バッチリ、僕が馬だったら最高の毛並みだったと思われる。 前半40分よく動く我肢体はチームのピンチを救うべく獣のようCCWJへ突き刺さる!
しかし後半13分その時は来た!(枝豆を食べていると何個かに一つ思いもよらない方向へ中身が飛ぶことがあります。)我手をプリッと飛び出したボールは思いもよらぬ方向へ「あ------------!!!!!!」全てがスローモーションに見え、遥か遠くでゆっくりとSO斎藤が膝を付き、その横をCCWJ選手が「本当にTRYしていいの?」と困惑と罪悪感を織り交ぜた表情を見せながらTRYラインを割った。
しかし、こんな失敗をしながらやってこられたのもファンの皆さんの力強い応援と一緒に闘ってきた部員のおかげです。 皆様今年1年間お世話になりました。来年度もよろしくお願いします。
今シーズンチームとしては、目標であるトップリーグ残留という結果を残せ(最後までハラハラドキドキだったが)大変良かったと思う。 個人的には、大変悔いの残るシーズンだった。5月下旬頃、急に体が重くなり、全身が浮腫んだ状態になった為、病院へ行くと「ネフローゼ症候群」という病気にかかっていた。 すぐに入院することになり、2ヵ月半という長い期間病院生活を送ることになった。怪我でもなく、病気での入院ということもあり、かなり精神的にまいってしまった時期もあったが、体の大切さや、人の温かさなど違う意味でプラスになったことも多いにあった。 シーズン終盤には練習もできるようになり、ラグビーをできる喜びをあらためて感じることができた。 最後になりますが、今シーズン応援頂きました方々、本当にありがとうございました。 今後とも熱い声援をよろしくお願いいたします。
平成19年3月12日に始まったトップリーグ初参戦の年、47週の長かったようであっという間のシーズンがクボタ戦のノーサイドの笛ではなく、奇しくもライバルチームのノーサイドの笛と共に終わった。 チーム・個人共に反省し来シーズンに繋げねばならないが、来シーズンも変わらずヴォルテクスの一員でありたいと思わせるプレーを数ある中から1つ紹介したい。 クボタ戦、クボタの逆襲が始まりヴォルテクスが劣勢に立たされている中、相手選手がタックルした際、頭を打ち脳震盪を起こしグラウンドに倒れた。ボールはヴォルテクスボールとなり、しかもナイサンの手に。 しかしナイサンはボールを取るとすぐにダイレクトでグラウンドの外に蹴り出した。ナイサンは脳震盪の選手を気遣いボールを外に蹴り出したのである。 グラウンドにはすぐさまメディカルが入り、脳震盪を起こした選手は何とか立ち上がった。 その時ヴォルテクスの応援団から、負けている敵チームにも関わらず激励の声が上がった。 他にも尊敬できるラガーマンが多数在籍するこのチームで、最高の応援団に応援してもらえるように来シーズンも頑張りたい。