Wing 吉永将宏 Wing 吉永将宏

 初のトップリーグ参戦。全国行脚。毎週行われる13試合。
 どう考えても未知の世界だった。どうなるものか…。不安50%、期待50%で第1節を迎えたことを今でも昨日のことのように覚えている。
 ふたを開けてみれば正直、楽しかった。通用することしないこと。たくさんの課題があったが、何よりもトッププレーヤーとの対戦に毎試合ワクワクさせられた。“テレビで見たことある人”とか“大学の同期・先輩・後輩”だとか。自分みたいに小柄な選手が、名のある大男を倒すという“やりがい”に終始楽しませてもらった気がする。
 幸い来シーズンもトップリーグという舞台に立てる。今シーズン味わった悔しさや課題、また戦い抜いた自信、そして楽しむ心をもって、来シーズンも笑顔で声援に応えたい。

 だから…、振り返るのはもうおしまい。そんな暇があったら、前に進むのみだ。


九州電力キューデンヴォルテクス
吉永 将宏

Center 松添健吉
Center 松添健吉

 個人としては、個人目標である公式戦80分出場を達成出来なかった。
 しかしながら全13節中、8節でリザーブ入りし、総出場時間60分であったことは自信に繋がった。来季も9・10・12番と複数のポジションを出来ることを強みにし、更にプラスαの強み(例えばフィジカル面を強化するなど)を模索したいと考えている。
チームとしては、5勝・トップリーグ残留という目標に対し、4勝ではあるが残留出来たことに自信を持てる。チーム全体で勝ち取った価値ある勝ち点21を来季は上回れるように頑張りたい。また、会社を始め応援団やファンの後押しが選手に伝わり、力を発揮できたと思う。今シーズンを終えて一番印象に残っていることは、サニックス戦の土砂降りの中多くのファンが集まってくれたこと。

 最後に、応援団・ファンの皆様へ。
 今シーズン、共に戦い抜いた皆様、本当にありがとうございました。グラウンド内外での温かいエールを選手は常に感じることが出来たと思います。来季に向けて、生まれ変わったキューデンヴォルテクスをお見せ出来るようチーム一丸となって頑張ります。


九州電力キューデンヴォルテクス
松添 健吉

Wing 今村圭吾
Wing 今村圭吾

「いや〜よかった…」

 思い返せば入社5年。チームはめざましい発展を遂げている。入社当時は九州リーグで優勝が出来ない状態。関東、関西の強豪には全く歯が立たなかった。年々力をつけ、昨年念願のトップリーグの切符を手に入れ、九州電力ラグビー部はキューデンヴォルテクスになった。
 特に今年はトップリーグ1年目、すべてが初めての中、選手、スタッフ、サポーター(応援団)が一つになって勝利という目標へ向かう一体感を強く感じた。

 チームメイトへの信頼感と勝利への熱い思いを胸で感じ、応援の心強さを背中に感じ、チームの成長を肌で感じながら、毎試合フィールドに立てることを心から幸せに感じた。

 最終的に他力本願であったが、10位で残留決定。(ホントはクボタに勝って決めたかった…)トップリーグ1年目で入替え戦なしの残留は評価していいのではないかと思う。が、その一方で反省材料も少なくない…。

 まぁ、終わった今シーズンをどうこう言ってもしょうがないので、まだまだ伸びる余地がある、もっと上を目指せるということで、それは来シーズンのお楽しみ。ともかく残留してよかった。とりあえず今はゆっくり休みたい。

「いや〜マジでよかった…」

九州電力キューデンヴォルテクス
今村 圭吾


Wing 山村巨樹

Wing 山村巨樹

 今シーズン、チームとしての目標であった「5勝、勝ち点20ポイント」は、4勝しかできなかったもののポイントでは、21ポイントを獲得し、ほぼ目標を達成できたと言える。これまで10年間の九州電力ラグビー部を知っているだけに、正直、トップリーグ元年でこれだけの結果を出せたことは自信になった。
 また、九州電力というチームは、非常に素直なチームであると実感している。教えに対しまじめに取り組み、試合を重ねる度に強くなっている気がする。先日、監督も言っていたが、ほんとに良いチームになったと思うし、これからもっといいチームになっていくだろう。
 個人的には、まったく試合に出ることもなくシーズンを終えたが、今後は、チーム内の競争が更に激化し、いつしか誰を試合に出しても、変わらない試合ができる九州電力キューデンヴォルテクスになると思う。そうすれば、自ずと結果はついてくるだろうと思う。

 最後に、応援してくださった職場のみなさまやチームのスタッフみなさま、ほんとにありがとうございました。


九州電力キューデンヴォルテクス
山村 巨樹

Flanker 進藤猛 

Flanker 進藤猛

 今回のシーズンはすごく思い出に残る特別なシーズンになった。チームとしてはじめてトップリーグに参入したこと、日本のトップクラスのチームと本気の試合ができたこと、来年もまたトップリーグの舞台で試合ができること、そして何よりも、個人としてその全ての出来事にキューデンヴォルテクスの一員として立ち会え経験できたことが嬉しく、青春の1ページに刻まれた!
 来年も同じ舞台でプレーする事ができるので、個人として、またチームとしても今年以上の成績を残す事を目標として、私生活も含め全ての事にベストを尽くしがんばっていきたい。

 最後に、この1年間を過ごすにあたって何事にも協力していただいた会社の皆さん、友人、何よりも家族に感謝します。


九州電力キューデンヴォルテクス
進藤猛


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