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中国電力戦では持ち前のパワーとスキルを兼ね備えたプレーに加え、ゴールキッカーとしても9本すべてを成功させるミラクルキックで会場を沸かせ、LO浦選手と共に本気バッジを手にしたスウィーニー選手の登場です! |
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●中国電力戦に出場しての手応えや感想を聞かせてください。
第2節となった中国電力戦では、1節と比較しても自分たちで常にゲームをコントロールできていました。1節と比べるとボールを持っている時間はそれほど長くありませんでしたが、アタックでの状況判断などで大きな改善が見られ、うまくいっていたと思います。
●雨が降りしきる中、難しい角度からのキックもあったゴールキック9本をすべて成功させました。以前所属していたチームでもキッカーを担当することは多かったですか?
中国電力戦でのキックに関しては、自分でも満足しています。
高校時代はキッカーも務めていましたし、以前所属していたワイカト、チーフスでもキッカーが蹴れない状態などのときのための第2キッカーをしていました。
キッカーを担当するのは好きですね。プレッシャーがかかり、たくさんの人に見られている中で蹴るというのが好きです。特に、これが決まったら勝てるというような、勝敗がかかったキックをするのが好きです。
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●チームとしてのパフォーマンスはどうでしたか?
FWが完全にゲームを支配し、勝つための土台を作ってくれました。スクラム、ラインアウトでも安定感のあるプレーを見せ、敵陣でもボールを粘り強くキープしてくれていました。それに加えて、安定した球の供給、BKの判断、キックなどが上手くいき、勝利につながりました。そして後半時間が経つにつれ、プレーの質もどんどん上がっていきました。1節よりも強さを感じる対戦相手に対して、自分たちのディフェンスが通用することを試せたことは自信になりました。
今後も試合を重ねながら、レベルを上げていくことがチームとしての目標です。
●チームに合流して約2カ月。ヴォルテクスでプレーすることには慣れましたか?
慣れてきました。夏合宿でいろんな組み合わせで練習をしたり、試合をすることができ、それぞれの選手のプレースタイルを学べたことが大きかったです。
特にSO齊藤選手とのコンビネーションは共に試合にも出場したことで理解が深まり、そのことによってこのチームでプレーすることに対してさらに自信がつきました。
●日本での生活はどうですか?
ニュージーランドでプレーしてきた時とプレーする環境などにおいては似ていると感じています。そのような環境があったからこそ日本で、このチームでプレーすることを決めたというのもあります。
選手たちもフレンドリーだし、受け入れてくれているのでやりやすいです。そして今は成功するためのいい雰囲気がチームを満たしていると思います。
ニュージーランドに住んでいた時は人口約6000人の町に住んでいて、福岡はそれよりもずっと大きな町なので最初は不安もありましたが、今は福岡のことがすごく好きです。街並みも美しいし、近くにきれいなビーチもあるし、こっちに来てからコーチ、スタッフ、選手、そして会社のみなさんなど、関わってくれている人たちがサポートしてくれ、住みやすい状況を作ってくれているのでとても助けられています。
オフの日には天神あたりを観光したり、ゴルフやビーチにもよく行くし、ショッピングを楽しんだりもしています。食べ物ではラーメンやお寿司が好きです。
●最後になりましたが、ファンのみなさまにメッセージをお願いします。
1節2節とアウェイでの試合でも、はるばる応援に来てくださったサポーターのみなさん、ありがとうございました。
プレーをする選手としては、会場で応援していただけると試合への気持ちも高まるし、チームとしてもタフなプレーをしようという雰囲気になります。過去10年間、プロとしてやってきて、どのチームでもサポーターの応援が力になりました。
今年はスコアラグビーをテーマにエキサイティングなアタックと強いディフェンスをシーズンを通して行い、それが両方できればトップリーグに行けると確信しています。
一試合一試合を共に戦い、トップリーグに上がる喜びをサポーターのみなさんと分かち合いたいです。これからも応援よろしくお願いします。
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