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開幕戦のPick Up Playerは、約8カ月間に及ぶリハビリを経て試合出場を果たしたトム・マクベリー選手。献身的なプレーでチームにチャンスをもたらしたマクベリー選手に試合を振り返ってもらいました。 |
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●開幕戦に出場しての感想を聞かせてください。
トップキュウシュウリーグがいよいよ始まり、今まできつい練習もしてきて、それを発揮する機会として楽しみにしていました。チームとしてもいいパフォーマンスができましたし、これから改善すべき点も見えました。 今週に控える第2節でも同じく、チームとしても個人としてもいいところを発揮し、新たな改善点も見つけ出せるチャンスととらえています。
●約8カ月のリハビリの期間を経て夏季オープン戦で復帰し、開幕戦出場を果たしました。開幕戦に間に合うようにというのは意識していましたか?
公式戦の初戦に間に合うようにということは常に考えていましたし、それが自分にとっての目標でした。初戦の段階で、プレーできるくらいのパフォーマンスレベルになっていることを目指してきて、今はまだまだ良くなるという感覚を持っています。
●ラインブレイクしチャンスを作り出すなどアタックでの活躍も目立っていましたが、自身のプレーについてどのような評価をしていますか?
いいプレーをできたところもあるし、自分でここまでできると思っているレベルに達していないところもたくさんあります。練習を重ね、試合にも出場していけばもっと改善できるという自信を持っています。
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●チームとしてのパフォーマンスはどうでしたか?
サポートプレーへの意識が高くなってきている点は良かったところとして挙げられます。アタックでのコンタクトも強くなってきています。
改善点としては、トライできるチャンスでいらないパスをしてしまったり、自分たちのミスでチャンスをつぶしてしまった場面がありました。チームシステムのエラーもいくつかあったので、それはこれから改善していく必要があります。
●80分間を通していいプレーをし続けるというのはチームとして課題のひとつだったと思いますが、そういった点では今回ある程度達成できたと思います。そうできた理由はどこにあると思いますか?
今年のラグビーに対するチームの熱意、そして“本気!!”というテーマをみなが意識してプレーした結果だと思います。選手のひとりひとりが、毎回の試合が今後自分たちがターゲットとしているトップチャレンジなどの大切な試合につながるという意識が高いことが、80分間を通してのいいプレーにつながったと思います。
●最近のチームの様子はどうですか?
今シーズンは特にチームの雰囲気も変わり、みなが練習を楽しんでやっているのが伝わってきます。そういう中で個人個人のパフォーマンスのレベルも上がり、みなでひとつの目標に向かうことができています。今後、チームがどのように戦っていくのか自分自身も楽しみにしています。
●これから続くシーズンへの意気込みを聞かせてください。
チームとして掲げている目標を大切にし、チームメイトのためだけではなく、サポーターのみなさんとも喜びを分かち合うためにチームの勝利に貢献できるプレーをしていきたいです。そのためにも、シーズンを通して常に全力を尽くしてやっていきたいです。
●ファンの方々にメッセージをお願いします。
次戦は広島で行われます。ホームでもアウェイでも、会場での応援が大きな力になります。チームの代表としてプレーできる責任と喜びを感じながら、サポーターのみなさんにも喜んでもらえるようなプレーをしたいと思います。トップリーグへ再昇格する喜びを共に味わってほしいです。応援よろしくお願いします。 |
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