Pick Up Player
Pick Up Player vol.12
吉永 将宏 選手

今週のPick Up Playerは、吉永将宏選手です。今シーズン、中村主将が不在であった開幕戦から、副将として、ゲームキャプテンとしてヴォルテクスを率いてきました。降格が決定したヴォルテクスに、どうにか勝利を、どうにかトライをと、必死に立ち向かった吉永選手にトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦を振り返ってもらいました!



1、トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦を終えて、今の心境は??

ありきたりですが、悔しいです。

2、自動降格が決まっても、残る2試合を戦わないといけないという状況で、副将として、一選手として、日々の練習や、試合前等、メンタル面、戦術面、どのような話をし、トヨタ戦に挑んだのでしょうか?

とにかくこの状況から逃げずに戦うこと、フィジカルに強い相手といかにファイトできるか、そして「勝ちたい」という思いを前面に出していこうと話しました。
個人的には、久々の先発出場で燃えてました。何より、グラウンドに立つ以上、試合に出られない選手の分まで走ろうと思ってました。

3、トヨタとの力の差は明らかでした。昨年、一昨年と競った相手とは思えないほどに、成長を遂げていたように感じたのですが、実際に試合での感触はどういうものでしたか?その差を埋めるために、ヴォルテクスに特に必要だと感じたことはどのようなところですか?(具体的にお願いします。)

コンタクトが強く、バックスラインもスピードが上がってるように感じました。悔しいですが、昨年とは比べものにならないほど強くなってましたね。
この差を埋めるためには、多くのものが必要です。そのくらいの差を感じました。
強いて1つ上げるとすれば、「声」ですかね。彼らは、よく「声」が出ていました。これは意識的に変えることが出来ることです。練習からやっていく必要があります。
 

4、吉永選手のステップと速い足を生かし、ラインブレイクするシーンも見られました。2試合ぶりの先発出場に気持ちも非常に高まっていたと思います。トヨタ戦の自分自身のプレーを振り返り、どのような評価をしていますか?

全然ダメでしたね…。気持ちばかりが空回りして冷静さを失ってましたし、ステップにキレが全然無い。ただ、課題であるディフェンスは徐々に改善されてきています。
その点は今後に繋がると思います。

5、最終節のクボタスピアーズ戦に向けての意気込みをお願いします。

誰もが納得出来るプレーをしたいと思ってます。もちろん、何があろうと何をしようと最後の最後まで諦めずに勝ちに行きたい。
そして、さっきも言いましたが、試合に出るメンバーはメンバー外の分まで戦う責任がある。僕は、どんな厳しい状況になっても、ヴォルテクスのウイング代表として、前田さん、ヤミーさん、スエ、久保の分まで走るし、タックルしようと思ってます。

6、最後に、多くのヴォルテクスファンの皆さまにメッセージをお願いします。

たくさんの感謝と情熱をもって、最後の最後に皆様と喜びを分かち合えるよう精一杯頑張ります!
最終戦、歓声を背に爆走しますので、ご声援をよろしくお願いします。


仲西 良太選手  

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