Pick Up Player
Pick Up Player
黒木孝太選手
今週のPick Up Playerは、黒木孝太選手です。勢いに乗る東芝ブレイブルーパスの果敢なアタックを低いタックルで封じ込めた黒木選手に東芝戦を振り返ってもらいました!


1、 東芝戦を終えて、今の心境は??

個人としての目標、「昨年トップ4のチームを倒す!」というのがあるだけに、勝てる試合を逃してしまった事は非常に残念に思っています。チームとしては、東芝戦も含めこれまでの3試合で、改善すべき点がはっきりとしたので、次節までにその部分の修正を中心に練習していきたいと思っています。

2、 開幕前から非常に調子の良い東芝に対して、後半の30分近くまでは非常に競った試合展開を繰り広げましたが、実際にこのようなゲーム展開を予想していましたか?


正直なところ勝てるのではないかという思いはありました。キープレイヤーのWTBロアマヌ選手、CTBオト選手を止めれば、東芝のアタックを封じ込める可能性が高かったのですが、SOヒル選手の試合作りとキックにやられてしまいました。

3、 この試合で、ヴォルテクスに足りなかった部分、また良かった部分はどのようなところですか?

一番足りなかったのは、ここぞという時の集中力とFWに限らずBKのブレイクダウンの激しさですね。その部分は東芝に劣っていたと思います。また、新ルールの適応力も東芝の方が一枚上手でした。
ですが、前節までの2試合の反省が生かされ、個々のタックルが良く、気持ちの面でも負けてなかったので、ディフェンスが非常に良かったですね。

4、 試合前にトライを3本決めると宣言した巨漢WTBのロアマヌ選手に対し、低いタックルで見事に仕留めるディフェンスが非常に良かったですが、80分間の自身のプレーは、点数をつけるとすれば何点ですか?また、その理由は?

60点ですね。
個人的に試合前から、3本のトライを宣言したロアマヌ選手は絶対に止めてやると決めていました。結果的にはノートライに抑えることは出来ましたが、後半にロアマヌ選手に一本抜かれたこと。アタックの面で全くチームに貢献出来なかったこと。
この2点を踏まえると60点以下かもしれません…。(苦笑)
修正点が明確なので、チームとしての本当の進化もこれからだと思います。

5、 黒木選手のその野性児的な身体能力は生まれつきですか?特別な練習等を幼いころに実施していた経験等あるのですか?

自分では全く野性的なんて思っていません!特別な練習も行っていないと思います。ただ小さい頃からラグビーボールで遊んでいたことと、大好きな故郷である宮崎の日向という環境が、知らない間に野性児にしてくれたのかもしれません!(笑)
感謝の気持ちでいっぱいです!

6、 次節の三洋電機ワイルドナイツ戦に向けての意気込みをお願いします!

三洋の今までの試合を見る限り、非常に強いチームだと思っています。しかし、だからこそ、その強い三洋に勝ちたいという気持ちがもの凄く湧いてきています。
中村主将を筆頭に九電の選手全員が、これまで3試合の反省点を活かし、そして勝ちたいという気持ちを強く持っています。ヴォルテクスのラグビーを三洋戦にぶつけてきます。

7、 最後に、ヴォルテクスファンの皆さまへのメッセージをお願いします。

サポーターのみなさんには、勝利のプレゼントを贈ることができず、本当に不甲斐ない試合を見せてきてしまいました。ただいつもいつも、遠方にもかかわらず応援に来ていただけることに感激しています。次は僕たちが、みなさんを感動させる試合を見せたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!!


ティム・アトキンソン選手   河原崎峻選手

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