2009年12月20日(日)の日記
皆さんこんにちは、今年も早いもので1年が終わろうとしていますね。ひそかに今年の流行語大賞に「ロカこん」という言葉がノミネートされてないか淡い期待を抱いていたお気楽OB瓜生です。
今週の「ロカこん」が今年の最終号ということで、いつも以上の使命感と自動降格が決定した後のナーバスなタイミングでの出稿というプレッシャーに苛まれながら、いつものひらめきを求めてキーボードを叩く、12月20日日曜日の夜です。
ラグビー界の有名なフレーズの一つに「ラグビーは少年をいち早く大人にし、大人をいつまでも子供でいさせる」というものがあります。
ラグビーをされている方の中には、このフレーズがラグビーの良さを表す最たるものという方も多いのではないでしょうか?
12月16日付のメールマガジンにおける「ロカこん」を皆さんはご覧になったでしょうか?
そう、私のロカこんにも度々登場する「ボンバーヘッド山元先輩(ボンバーヘッドの由来については私の前回のロカこんをご覧下さい)」の文章です。
私は、完全に代筆と確信していました。なぜなら私が新入社員時代に見せて頂いた、先輩が書いた会社の上長への近況報告レポートを見て驚愕したからです。仕事の悩みや相談・目標を書くのが常であるそのレポートに「今日カエルを見つけてびっくりした」だの「最近抜け毛が増えてきた」だの「将来ハーレーに乗るのが夢」だの、返信欄にコメントを書く上長の心境を察するに余りある内容であったのに対し、「ロカこん」の内容は、自身の体験談から、試合に出場する選手を鼓舞する絶妙な流れと共に、読む者の想像力を駆り立てる素晴らしいものだったからです。
本人に確認したところ、代筆ではないとのこと。本当にラグビーって少年のような作文を、立派な大人の文章に成長させてくれます。(先輩、失礼をお許し下さい)
私は、成長(向上心)の要は、敬と恥(悔)を併せ持つ事であると思っています。
開幕の福岡サニックス戦、ハイパントのボールを身体を投げ出し奪いに行った前田選手。どの試合でも、キッカーに対し猛然とチャージをしかける吉上選手。鹿児島でのホンダ戦、相手の膝に怯むことなく頭からセービングをしたナイサン選手。どんなに大きな相手でも、逃げずに身体を張ってタックルに行く村上選手等々。今のヴォルテクスには、このような尊敬に値する選手、プレーがあります。
そして、自らを反省し、慎み、現状を改革しなければならない状況と、この上ない悔しさを味わった、今シーズンがあります。
目指すべき模範と、至らなさ・悔しさを併せ持つヴォルテクスが今後、成長(向上)しない筈はありません。
まだ2試合トップリーグで敬と恥(悔)を感じ取れるチャンスがある。
我々サポーターには、あと2試合感動を共にできるチャンスがある。
最後まで、共に戦いましょう!!
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