2009年2月2日(月)の日記


 メルマガ愛読者の皆さまこんにちは、吉上です。
 今年度のトップリーグも早いもので、前回の横河武蔵野アトラスターズとの試合でリーグ戦を終了しました。
 今季のヴォルテクスは、なかなか思い通りの結果が出ない苦しいシーズンとなりましたが、そんな中でも多くのファンの方々の温かい声援は、私たち選手の大きな励みとなりました。ありがとうございました。
 来週14日のマツダブルーズーマーズ戦には必ず勝利し、来季、一皮むけたヴォルテクスをご披露します。

 さて、話は変わりますが、先週の土曜日におもしろい練習がありました。
 なんとFWとBKがそれぞれのポジションを入れ替えて練習するというものです。
 プロップにケイゴ、ロックにはティムや吉永、No.8に村上、スタンドオフには川嵜、フルバックには主将の中村という具合です。
 スクラムは当然ライブで組むし、ラインアウトでジャンプもします。
 スクラムを組んだことのないBK陣は首を痛めて、嘆いていました。
 また、不器用なFW陣で行ったラインプレーは、高校生相手でも抜けないような連携の悪さです。

 この練習の目的は、お互いのポジションの理解を深めるというものです。
 私もみんなと楽しく練習していたのですが、そんな中、私は気づきました。
 今日はみんなよく声が出ているな〜と。
 皆、慣れていないポジションをしていることもあり、次のプレーに対するコールがいつも以上に出ているのです。
 無意識の中で行っている選手が多かったと思います。
 しかし、この声を出し合い、コミュニケーションをとるということは、ラグビーをする上で最も大切なことです。

 来季、ヴォルテクスが更に上を目指すには、このコミュニケーション能力をもっと向上させなければなりません。
 外人選手にもいろいろと日本語を教えて(例えば右に放れと瞬時に言うとか)、どんどんコミュニケーションのとれるチームにしたいと思います。
 いい試合をしている時のヴォルテクスは、プレー中のコールが頻繁に出ている時だといつも感じています。

 最後になりましたが、入替戦終了後、レベルファイブスタジアムにてファン感謝イベントを行います。
 今シーズンも多くの方々に応援していただきました。その感謝の気持ちをこめて、選手から皆さまにお礼をしたいという趣旨でこの感謝イベントを行います。
 詳細は後日HP等で案内があるかとは思いますが、お時間のある方はご参加していただけたらと思います。
 お目当ての選手とコミュニケーションをとってはいかがですか?

 それでは14日にレベルファイブスタジアムでお会いしましょう。

 おわり


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