2009年1月19日(月)の日記
平成21年1月18日(日)、トップリーグの全13節が終わった。最終戦は今までのうっぷんを晴らすがごとく縦横無尽に走り回り、得点を重ね、終わってみれば今までで最高の得点を挙げることができた。観戦に来られたファンの方々には満足いただけたのではないかと思う。しかし、最終結果は12位。昨年の10位から順位を落とし入替戦にまわることとなった。
今シーズンを振り返ると「悔しい」の一言である。トップ7を目標に春から厳しい練習に耐え万全の状態でシーズンを迎えたのであるが開幕節からまさかの5連敗。自信があっただけにチーム全体にも不穏な空気が立ち込める。
第6節でトヨタ自動車ヴェルブリッツに勝利し、ようやく初勝利を挙げ、ここからアクセル全開といきたかったが惜敗を繰り返す。自動降格圏内からなかなか抜け出せない中、ようやく第10節で福岡サニックスブルースに快勝し入替戦回避順位10位を目指し加速を試みたが最終的に12位となった。
今シーズンは飛躍的に得点力がアップ(トップリーグ14チーム中4位タイのトライ数)したが、ここぞというときに相手の攻撃を食い止めることができず重要な場面で失点することが多かった。これは今後の大きな課題となる。他にも様々な課題があるがその課題の克服とステップアップのため、まずは入替戦を最高な形で締めくくり来シーズンに繋げたいと思う。
横河武蔵野アトラスターズ戦での出来事をひとつ。横河戦に後半25分から途中出場したのだが、後半32分のトライを場内放送で私のトライとアナウンスされてしまった。
これは「ジャガー」のニックネームで親しまれている松本允選手のトライだったのだが、トライ後ボールを置き去りにしたジャガーの代わりにボールを拾い上げキッカーに渡そうと、てくてく歩いていたらFBS福岡放送の夢空間スポーツでおなじみの信川竜太氏にDJ口調で「TRY! No.17 MATSUO KENICHI!」とアナウンスされるではないか。
オーロラビジョンにアップの私。無表情のまま歩く姿が映し出されたと思うがこれはクールガイを装ったのではない。リアクションが取れなかったのである。
試合後チームメイトから幻のトライだの疑惑のトライだのいじられ、友人達にはたくさんナイストライとのメールをもらい、月曜日の出社後職場の方々から10時現在でもうすでに10名以上の方々からナイストライと声をかけていただいているが、皆さんに訂正している最中である。
メルマガご愛読の皆さまへ。後半32分のトライは松本允選手のトライです。ジャガー、ナイストライ! |
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