2008年12月2日(火)の日記 先日福岡県スポーツ夢大使として、福岡県筑前町の三並小学校へ出掛けた。 小学5、6年合わせて27名と約2時間、講話と実技を通して楽しい時間を過ごした。 今回が初めてのことで、小学校に着くまでは話を聞いてくれるのだろうか、ちゃんと伝わるのだろうかと不安もあったが、校舎に入り小学生の顔を見て、不安は一気に吹き飛んだ。興味しんしんで何でも吸収しそうな目、こちらが吸い込まれそうになった。
講話は、スポーツ夢大使の使命もおりまぜながら30分ぐらい。とりあえず自分のことは棚に上げて、夢や目標を持って努力する大切さを話した。小学生の反応は食いつくようにとまではいかないが、幸いに寝る子はいなかった。そしてそのあとの質問が20分。予定では一つ二つで5分ぐらいかなと考えていたのが、次から次へと質問が飛び出した。中にはストレートすぎて閉口させられるものもあったが、この時間の反応が一番よかった。(やっぱり講話は難しすぎたのか。。。) 次に体育館に移動して実技。小学生は男子も女子も体力にあまり差がないから、みんな一緒にラグビーボールを使ったゲームをチーム対抗戦にして楽しんだ。チーム分けは子供たちに任せたのでシャイな男子チームと活発な女子チーム、5年生の男女混合チームという対戦になった。結果はシャイな男子チームの優勝となったが、活発な女子チームの悔しがり方も頼もしかった。
全体の予定を30分近くオーバーして終了となったが、時間が過ぎても先生方も嫌な顔一つされず協力していただいた。最後に教頭先生と話すと「うちの生徒は素直で思ったことはすぐ口に出すんです」と誇らしげに話してくれたのが印象的だった。 おかげで、小学校を出るときには、すがすがしくいい気分だった。教えに行ったのか教えてもらいに行ったのか、失礼ながら田舎の小学生の素直さに触れ、2児の父親として思うところもあり、将来は田舎に引っ越そうかなんて真剣に考えた一日だった。