2008年11月10日(月)の日記


  11月9日(日)日本シリーズ第7戦、最終決戦が行われました。読売ジャイアンツVS埼玉西武ライオンズとの頂上決戦。私は自他共に認める熱烈なジャイアンツファンで(毒蝮三太夫さんや徳光和夫さんにも負けません)物心ついたときから毎日テレビにかじりついていました。ひいきの選手は吉村禎章選手。私の中では「ON」以上です!
 
  昨日は朝からなんとなくソワソワして、練習が終わっても外出せずにただひたすら18時20分の試合開始を待ちました。試合開始と同時に熱中。点が入ればガッツポーズし、点を失えば落胆し・・・結果はご存じのとおりです。残念ながらライオンズが日本一になりました。

 しかしなんででしょう?悔しいのは悔しいのですが、物凄く清々しい気持ちでライオンズの胴上げシーンを見ました。なぜ???すぐに分かりました。お互い死力を尽くした中での戦いで、結果的に勝利の女神がライオンズに微笑んだだけだということだったから。
 
  結果は後でついてくるもの。ゲーム内容でどれだけファンを納得させられるプレーができたか、それこそが重要。ファンから「よくやった!」と言ってもらえる試合を毎回行うことが最低限必要なんだとつくづく思いました。「結果が全て」「勝たなきゃ意味がない」。これは選手としては当たり前のこと。勝負師たるもの、負けていい試合なんて一試合もありません。ただ負け方にもこだわらないと次には繋がらないのではないのでしょうか・・・
 
  ヴォルテクスのこれまでの5敗で、どれだけの方々に「よくやった!」と思っていただけたのでしょう?5試合全てではないと思います。残り7試合。当然、残り全ての試合で勝利することを目指しチーム一丸となって戦い抜きます。

 ファンの方々には少なくとも残り7試合全てが納得できる試合となるよう、選手もベストを尽くしますので会場に足を運んでいただき、たくさんの声援で選手を後押ししてください。試合後は良い事、悪い事、思いのままを声に変えてください。試合後の声が称賛の渦になるよう選手は頑張るだけです。期待してください。


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