2008年9月14日(日)の日記
今年もトップリーグシーズンがやってきました。
今日の試合で2試合目が終了し、興奮冷めやらぬ中、帰りの飛行機の中でこの日記を書いています。
今日はトップリーグ第2戦。
昨年度トップリーグチャンピオンチーム・サントリーとの試合。
結果は、皆さまご存じのとおりです。
しかし、遠い北海道の地においても3,000名を超すサポーターの皆さまが応援に駆けつけてくださいました。さらに、九州には朗報を待っている多くのサポーターの皆さまがいます。
その皆さまの期待を裏切る訳にはいきません。
最後まで諦めず、チーム一丸となって奪った4トライは、今後、必ずつながっていくと感じました。
チームの進むべきベクトル(方向)は間違っていません。
これからは、選手一人ひとり、キューデンヴォルテクスに関わる全ての人々が、自分のやるべきことをしっかりとやること。
そうすることで、この進むべきベクトルの幹が大きく揺るぎないものになっていくと信じます。
逆境を乗り越えたときの喜びがあるから、がんばれるものです。
皆さま、この逆境を楽しみましょう!!
さて、話は変わりますが、昨日13日は私の33回目の誕生日。
まさかこの年までラグビーを現役でしているとは思いませんでした。
たいした怪我もなく順調にやってこられたのは、まわりのサポートしてくれる方々のおかげですね。感謝です。
でも悩みがひとつ。
最近、テレビ放映や新聞等でよく言われています。
「ベテラン吉上がボールを持って走りましたー!!」とか・・・
「ベテラン、ベテラン」と言われると、なんとなく胸にグサッと来ますね。
自分では25歳くらいのつもりで走っていますから(笑)
実際、ここ2〜3年は調子もよく、伸び盛りって感じです。
ただ、精神面は10年前とは大違いになりました。
客観的に試合を見ることができるようになったというか、「熱」の部分と「冷」の部分が共存しているというか・・・
今年はチームも若返りましたし、そういう意味では「ベテラン」という存在も必要なのかもしれません。
トップリーグもまだまだ始まったばかり。
今年も、九州魂を胸に元気よくグラウンドを駆け巡りたいと思いますので、日本一の応援をよろしくお願いいたします。
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