2008年5月26日(月)の日記

 先週の日曜日にTOEICを受けた。
もともと英語が得意でもなければ、英語が大好きというわけでもない。
サラリーマンとしての強制的自主参加である。

 試験会場は九州産業大学。受験者の多くは学生で、私のような三十過ぎのおっさんは、あまり見当たらない。

 試験が始まった。
Part.1
  まずは、リスニング。最初の2・3問は結構簡単。順調な滑り出しに10年以上前の学生時代を思い出し、自信を深める。咳ひとつはばかられる緊張した空気の中で、なんとか聞き取ろうと耳に神経を集中させる。
でも、やっぱり駄目。中盤にさしかかると、次第に問題のスピードについていけなくなり、それ以降のリスニングは、ほぼ呪文。あっという間に45分が過ぎた。

Part.2
  次は、75分間のリーディング。これもリスニングと大差はなかった。
初めはできるものの、あとはアルファベットの単語が記号の列にしか見えなかった。
結局、最後は英語のテストが、確率統計の問題になり、マークシートの答えが縦一列になった。

 試験前にあった多少の自信は、跡形もなく、残ったのは敗北感となぜか湧いてきた少しのやる気。やっぱり少しは勉強しないとまずいな、なんて本来の試験の目的とは、甚だ筋違いな結果を得て、帰途に就いた。


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