2014年1月24日(金)の日記


「自信」と「誇り」

選手一人ひとりが「自信」を持ち、チームに「誇り」が宿っているチームは、「本物」である。

私が、ラグビー人生の中で学んだことだ。

16年前、 同期の前田と、九電を全国レベルのチームにしようと誓いあったことを今でも覚えている。
九電というチームを、選手やファン、子どもたちに「誇り」が持てるチームにしたい。
そういう思いを持ち、ここまで駆け抜けてきた。

2014年1月19日(日) 
レベルファイブスタジアムのバックスタンドは、溢れんばかりのヴォルテクス大応援団で埋まっていた。
最後の最後まで、熱い声援を送り続けてくれた。

今年は試合を外から見ることが多かったため、たくさんのヴォルテクスファンと接する機会があった。
鹿児島から仙台まで応援に駆けつけてくれた方や北九州から毎試合のように応援に駆けつけてくれる方々など、
ヴォルテクスは多くの方々に支えられている。

だからこそ「誇れる」チームにならなければならない。

先日、ソチオリンピック主将の葛西紀明選手は、「一意専心で競技に臨みます」と決意表明で語った。
今年で42歳、7回目のオリンピックに挑戦する選手の言葉は、シンプルで、重みがある。
「一意専心」の心構えで日々を過ごしてきた葛西選手には、大舞台に臨む「自信」がみなぎっていた。

来季、ヴォルテクスはトップリーグ復帰という使命がある。

大舞台に臨む「自信」とは、その場しのぎの「行動」や「考え」では得ることはできない。
「一意専心」を貫いた日々の積み重ねによって培われる。

「自信」と「誇り」

キューデンヴォルテクス進化の鍵は、そこにある。

最後になりましたが、いつも温かいご声援をいただきまして、本当にありがとうございました。
今後ともヴォルテクスをよろしくお願いいたします。

※「一意専心」・・・わき目もふらず心を一つのことに注ぐこと


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