選手日記「ロッカールームからこんにちは」 vol.122 ベン・ジェイコブス選手(CTB)

2011年10月31日(月))の日記


九電に来て最初のシーズンが始まった。6月に福岡に来て以来、ラグビーと福岡の生活をとても楽しんでいる。

私は10歳でラグビーを始めた。最初は私の友達みんながラグビーをしていたのでなんとなく始めたのだが、それ以来ラグビーの虜になってしまった。

2002年にワラタスでプロ生活を始め、7シーズン50試合以上に出場した。2007年にはベストバックスに選出された。
その後イングランドへ渡り、サラセンズで現在ヴォルテクスのメンバーであるクリス・ジャックと共に1シーズンプレーをした。
その次のシーズンにはロンドン・ワスプスへ移籍し、2年間プレーをしながらイングランドの生活を楽しんだ。
ラグビーを通じてヨーロッパを渡り歩くことができたのはラッキーだったと思う。

九電への移籍が決まってからは、来日を非常に楽しみにしていた。福岡はとても美しい街で、色々楽しめる場所がある。

ヴォルテクスの才能あふれる選手たちと共にプレーをすることは、私にとって大きな喜びである。みんな私や今年の新人メンバーへの思いやりがあり、チームに溶け込みやすい雰囲気を作ってくれる。
私が6月にチームに参加して以来、チームの成長を日々実感している。トップリーグで競えるだけのチームになるべく、毎日厳しい練習に取り組んできたからだろう。
トップリーグ昇格。これが現在チーム最大の目標である。その目標に向かってまっしぐらに進んでいる。
先週末もマツダを倒すことができた。試合に出場した選手たちはいいプレーを見せていた。これから5週間、強い相手も含めて試合が続く。サポーターの皆さんの為にも、全ての試合で勝つ。

今週はホームグラウンドで対JR九州戦である。強い相手だ。しかし、サポーターの皆さんの目の前で強いヴォルテクスを見せたいと思う。

福岡に来てからのこの5カ月、非常に充実した時間を過ごせている。また、今後一生付き合うだろう友人たちとも出会うことができた。私がヴォルテクスでプレーできる機会を作ってくださった皆さんに感謝したい。


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