2010年12月7日(火)の日記
皆さんこんにちは、ロカコン初執筆のプロップ田尻です。
今回はラグビーの内容ではなく、ラグビー部で一番身近な存在である、主務のヤマゲンこと山元宗一郎について書きたいと思います。
ヤマゲンと私は同期入社であり、一番長い付き合いです。
入社試験の際、初めてヤマゲンを見た時の印象はデカイの一言です。身長も高く、大きなあごを備えつけていました。
お互い高卒であり、入社当時は社会人の練習についていくのがやっとで、練習前には練習道具の準備から始まり、とてもきつい練習を終え、最後にグラウンドの照明を消すところまでが、お互いの日課。毎日、練習を上がるのが夜の10時近くになっていました。
休みの日になれば、一緒に諸先輩方の洗車の手伝いなどをし、先輩に昼飯をご馳走になり、香椎商店街に徒歩で買い物などに行っていました。
合宿などでは全体練習が終わった後に、先輩の愛情あふれる指導のもと、グラウンドの周りを設定時間を切るまで延々と走らされ、隣ではあまりのキツさに倒れこむヤマゲンの姿がありました。
長年隣でいつも苦楽を共にしてきたヤマゲンですが、昨シーズン限りで選手を引退しました。本人はまだ、現役を続けたかったようですが、チームの方針などでやむなく引退。
しかしヤマゲンは、自分の意思での引退では無かったものの、チームからの主務への就任依頼を受けました。ラグビーで入社させてもらい、思い切りプレーしてきたチームに恩返ししたいとの気持ちから引き受けたそうです。現在は若い選手達から慕われるとともに主務としてチームに必要な存在です。
以上の様にヤマゲンは自慢の同期でもあり、私にとって幼なじみの様な存在です。皆さんも是非、試合の応援に来ていただいた際はヴォルテクステントの近くや控え選手のベンチ近くを探してみてください。身長が高く、大きなあごが目印です。
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