 皆さんこんにちは。選手日記第3回を担当します吉上です。
トップリーグが開幕し、早いものでもう4試合が終わりました。
結果は1勝3敗と、トップリーグで勝利を手にする難しさを実感していますが、皆様には博多の森をはじめとして、京都、遠くは盛岡、徳島まで応援に来ていただき、本当にありがとうございました。
どこで試合をしてもホームゲームのように安心して試合ができるのは、温かく応援してくださる皆様のお陰だといつも感謝しています。
さて、今回は「キューデンヴォルテクスの外国人選手」についてお話しします。
現在、ヴォルテクスにはナイサン・グレイ選手をはじめ、ピーター・ミラー選手、ジャロッド・ヒーニー選手、ティム・アトキンソン選手のプレーヤーに加え、ヘッドコーチのエイドリアン・トンプソンと5人の外国人が在籍しています。
偶然にもみんなオーストラリア人であり、いつも和気あいあいとしています。日本人選手とも仲が良く、チームの雰囲気はいつも良好です。
幸い私の部署の資材燃料部では石炭やLNGなど多くの燃料をオーストラリアから購入しているため、会社としてもオーストラリアとの関係は良好です。
ジャロッド選手は私の斜め前に座っていますが、最近、原油価格が高値を更新するたびに、「大丈夫か?」と私に声をかけてきます。
オーストラリアの燃料の会社を紹介しようかと冗談(結構本気で言っているかも・・・)を言ったり、会社のグループの飲み会にも積極的に参加したりしています。
忘年会では屋台へ行ったとき、座ったら頭が屋根につかえて、困っていました(笑)。
何故みんなオーストラリア人なのでしょうか? 理由はよくわかりませんが、私が思うに02〜04年シーズンにチームに在籍していたカラム・ヒューズ選手の影響が大きいように思います。
カラム選手とナイサン選手は昔ブリスベンの同じチームに在籍していました。ブリスベンにはトンプソンコーチやティム選手の家もあり、以前チームに在籍していたリック選手やジェームス選手もいます。
カラム選手が結婚式を挙げた時(03年7月)、私も一人でオーストラリアに行ったのですが、その時ナイサン選手と初めて会いました。
また、偶然にもホームステイで泊まった家がティム選手の家(ジェームス選手と一緒に住んでいたため)でした。
何年か先に、彼らと同じチームで一緒にプレーすることになるなんてその時は思いもしませんでした。
「カラムありがとう!! 君のチームに対する貢献は今も続いているよ〜」といつも感謝しています。
と長々と書きましたが、何が言いたいかといいますと、今、チームは日本人、外国人共にコミュニケーションもとれ、結束された強い集団となっているということです。
ラグビーはチームの総合力が問われるスポーツです。これからも厳しい試合が9試合続きますが、チームが一つとなって、一試合一試合に集中し、逞しく育っていくキューデンヴォルテクスを皆さんにお見せできたらと思っています。
これからも温かいご声援よろしくお願い致します。
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