先週より始まりました、選手日記「ロッカールームからこんにちは」。 第2回を担当します、ウッズこと瓜生です。(タイガーウッズとは何の関係もございません。) ヴォルテクスの文豪松尾先輩の後でプレッシャーを感じますが、皆さん最後までお付き合いください。
今回のテーマは「TEAM COMES FIRST」言わずと知れた、我らヴォルテクスのスローガンです。 日本ではよく「FOR THE TEAM」という言葉で表現されますが、意味は「チームありき。 すべての事を差し置いてチームのことを優先させよう」というものです。
私自身も初めて聞く言葉に戸惑いましたが、私の同期であるT君は、「速いチームが来たってことたい!! 展開ラグビーたい!!」と力強く説明してくれました。 T君ありがとう・・・そしてさようなら。 この言葉が浸透した今では、常にチームの精神的なよりどころとなっています。
「言葉」の持つ力は大きく、時に落ち込んだ気持ちを晴れやかにしてくれ、時に動かなくなった身体をもう一度突き動かしてくれます。 キャプテンの川嵜は開幕戦終了後の勝利チームインタビューで「部員全員で準備してきたものが発揮できた」と言ってくれました。 「部員全員」その言葉に嬉しさを覚えた、試合に出れなかった選手は自分だけではないはずです。
ヘッドコーチのトモ(※1)は怪我をしている選手へ常に声をかけてくれます。 コベルコスティーラーズ戦前、リハビリ中の自分に「次はトップリーグファイナルで兄弟対決だな!!」(※2)と冗談を言ってくれました。 冗談と分かっていても、それを実現させるために頑張る気持ちが湧いてきました。
そして何より応援してくださる皆さんの声がチームに力を与えてくれます。 これからもヴォルテクスに皆様の熱い「言葉」を送って下さい。 応援よろしくお願いします!!
※1:エイドリアン・トンプソン ヘッドコーチの通称。 ※2:瓜生選手の弟は、神戸製鋼コベルコスティーラーズの瓜生靖治選手。