2月21日(水)、平成29年度のラグビー部納会を開催しました。
今シーズン、新設されたトップチャレンジリーグ(TCL)でトップリーグ(TL)再昇格を目指し選手・スタッフ一丸となって闘ってきましたが、TCL1stステージで4位となり、2ndステージ上位グループに入ることはできましたが、4位という悔しい結果となりました。
一戦必勝で臨んだTL入替戦、宗像サニックスブルース戦でも、後半のスコアは上回ったものの、TLチームとの力の差を見せつけられ、今シーズンもTL昇格の夢は断たれてしまいました。
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非常に悔しいシーズンとなりましたが、来賓の皆さま、選手が所属する職場の皆さま、OBの皆さまから温かい労いの言葉とともに、熱い激励の言葉を頂きました。
ご多忙の中、納会にご出席いただきました皆さまにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
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また納会では今シーズンをもって引退する2選手が発表されました。
チームのために力を尽くした佐藤選手・小野田選手。お疲れさまでした。
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【引退選手のコメント】
HO 佐藤 孝樹選手(2007-2017年度)
私は大分舞鶴高校で3年間、大阪体育大学で4年間、ヴォルテクスで11年間、計18年間現役生活を続けてきましたが、今シーズンで引退することを決断いたしました。
今年で34歳になり、体力も低下し、ラグビーと家庭と仕事との両立、バランスがうまくいかなくなったことが引退を決断した理由です。
私が入社した年はトップリーグ1年目で、その後に降格と昇格そして再降格といろいろ経験しました。そのことを振り返って試合の事を話そうと思ったのですが、結局思い出すのは練習後やオフなどにチームのメンバーやスタッフと一緒に過ごした時間がラグビーを通して得た本当に幸せで本当に楽しい時間でした。
ヴォルテクスは九電のシンボルスポーツということで、会社を活気づけたり、地域貢献活動等の色んな役割があると思います。でもその前に、一人ひとりがラグビーが本当に好きだという気持ちで楽しんで自分のためにラグビーをやってもらいたいと思います。そうすれば、結果も自然とついてくると思います。
最後になりますが、ラグビーで出会った全ての皆さま、会社関係者の皆さま、この年まで怪我なく丈夫に育ててくれた両親、そして支えてくれた妻と子供に本当に感謝したいと思います。
本当に長い間ありがとうございました。
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PR 小野田 寛文選手(2007-2017年度)
入社して11年間改めて振り返ってみましたが、私はつくづく人に恵まれてきたと思います。先輩や監督、コーチ、そして本日お越しいただいている関係者のみなさん、プレーヤーとして社会人としていち九電マンとしてご指導いただき本当にありがとうございました。そして、何より今までずっと一緒にラグビーをやってきた現役選手の皆さま、ありがとうござました。
もう十分やりきった、満足したと思う反面、少しだけ心残りがあります。それは、この現役の選手たちとトップリーグ昇格という目標を果たせなかったことです。
特に2012年度以降、厳しい環境の中、キャプテンの中、高井、そして前キャプテンの平田、彼らが一生懸命やっている姿を見て、僕もチームのために力になりたいと思い、一生懸命やってきたつもりです。できることなら、このメンバーともっともっとラグビーをしたいと思っています。ただ、これ以上チームの戦力としてはやっていけないと思い、引退を決意いたしました。
最近は、他のチームもどんどん力をつけてきて、現役の選手はもちろん関係者のみなさんも本当に悔しい思いをしていると思います。そういう環境の中で、現役の選手は監督から言われるだけではなく、自分たちが強くなるために選手だけでミーティングを行い、一人ひとりが自ら考えて行動するようになりました。今は悔しいかもしれないですが、これから絶対に糧に、財産になると思います。
前々監督である平田さんが、「情熱を持って本気でチーム一丸となって目標に向かって取り組むことによって、人々に感動をあたえることができる。」とよく話していました。まさにヴォルテクスはそういうチームだと思います。これからどうにか踏ん張って、一試合一試合、日々の練習からラグビーをさせてもらっている感謝の気持ちを常に持って、ひたむきに取り組んでください。
そして、関係者のみなさま、このメンバー本当によくやっています。これから九州電力を全国にPRするときに、スポーツの力は必要だと思います。このメンバーやラグビー部が好きということもありますが、ラグビーは本当にいいスポーツだと思います。今後とも手厚いサポートをよろしくお願します。
最後になりましたが、皆さま11年間本当にありがとうございました。お世話になりました。
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