4月21日(日)、第37回長崎招待ラグビーが開催されました。
関西大学ラグビーの雄として歴史と伝統を誇る「同志社大学」を迎え、トップリーグで活躍する長崎県出身選手と地元三菱重工長崎の選手で編成された「長崎ドリームチーム」の一戦。
来年開催予定の「長崎がんばらんば国体」に向けて改装された長崎市営ラグビー場のこけら落としの記念試合に、長崎の多くのラグビーファンが集まりました。 |
長崎北陽台高出身として「長崎ドリームチーム」に選出された小森選手は、同志社大OBでもあり、故郷ファンと後輩へヴォルテクスで逞しく成長した姿を披露しなければなりません。
「長崎ドリームチーム」には、サントリーサンゴリアスの平選手・尾崎選手・竹本(弟)選手、東芝ブレイブルーパスの増田選手など現役トップリーガーも加わり、国内最高レベルのプレーが期待されます。
長崎県は9チームが活動するラグビースクールが盛んな地域。「長崎ドリームチーム」の選手たちは子供の頃から一緒にプレーする機会も多く、お互いのプレーの特徴も知り尽くしています。 |
いよいよ14時キックオフ。長崎ドリームは、グラウンドを広く使ってボールを早く動かし続けるランプレーを随所に見せ、先発メンバーのスクラムハーフ小森選手もテンポ良く右に左に駆け寄ってパスを捌き、華麗なライン攻撃やサイドアタックの起点として獅子奮迅の活躍。小森選手本人も、時折ラック周辺のスペースに効果的なサイドアタックを仕掛けます。対する同志社大は、高速アタックと個々のフィジカルの強さに対処できず、前半終了時点で、45(7T1G)−7(1T1G)と一方的な展開の予感。
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後半開始から、小森選手はリザーブメンバーと交代して御役御免。後半から攻め疲れが見られた長崎ドリームは、徐々に攻め込まれる局面が多くなり、タックルが甘くなったところをオフロードパスで繋がれ、同志社大から3トライを返されます。長崎ドリームも負けじと2トライを奪い、最終スコアは55(9T5G)−26(4T3G)とダブルスコアで圧勝。小森選手、お疲れさま。ヴォルテクスでも好プレーを期待しています。
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小森選手コメント(長与ヤングラガーズ出身)
私は長崎のラグビースクールでラグビーを始めましたが、今回、昔の仲間と同じチームでプレーすることができ、とても楽しい時間を過ごせました。長崎のラグビースクールの子供たちから数多くのトップリーガーが育っていくことを願っています。 また、同志社大学においては、関西大学リーグの覇権奪回、大学選手権優勝に向けて古豪復活を果たせるよう、OBのひとりとして願っています。 |
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