合宿8日目、本日はヤマハ発動機ジュビロとの試合が行われました。
2日前のホンダヒートとの一戦では、善戦したものの結果として勝つことができませんでした。今回は夏合宿最後の試合ということもあり、互いの力を試すオープン戦ですが、いつも以上に勝利することにこだわって臨みました。

■ウエイトトレーニング
午前中はヤマハ戦以外のメンバーでウエイトトレーニングを1時間ほど行いました。






vsヤマハ発動機ジュビロ戦


キューデンヴォルテクス ヤマハ発動機ジュビロ
26   35

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 1 1 0 0 7 26
後半 3 2 0 0 19
ヤマハ発動機ジュビロ 前半 2 2 0 0 14 35
後半 3 3 0 0 21



出場選手

1 中村 9 松尾→安部(後半16分)
2 ジョシュ→佐藤(後半16分) 10 斎藤
3 田尻→小柳(後半19分) 11 末藤
4 吉上 12
5 山下→吉浦(前半39分)→ルーク(後半16分) 13 吉田
6 川嵜(拓)→河原崎(後半0分) 14 早田
7 端迫 15 レイサム→本多(後半37分)
8 トム    

試合前、平田FWアシスタントコーチから「ひとりひとりがやるべきことを確実にやろう。自分に厳しく、相手に厳しく、気持ちを入れていこう!」、中村キャプテンからは「最初から体を張って、80分間、体を張り続けよう!」と声がかけられ試合スタート。




ヤマハのキックオフで始まった試合は序盤から互いに仕掛ける展開となり、前半9分にはキックしたボールをカウンターアタックされ、先制のトライを許します。その後ヴォルテクスは連携のとれたディフェンスで守りつつ、FBレイサム選手の多彩なキックからチャンスを生み、何度かゴールラインを脅かすも、勝負どころのミスによってチャンスを活かしきれず得点につながりません。そんな中、前半38分には自陣22m付近ラインアウトから連続攻撃をされ、再びトライされます。ゴールキックも決まり、0−14。しかし、安定したスクラムと激しいブレイクダウンによってプレッシャーを与え続けたヴォルテクスは前半終了間際、敵陣22m付近ラインアウトから左へ展開し、CTB島選手が大きくゲイン、さらにラックから連続攻撃をしかけ、最後はFBレイサム選手がラックから持ち出しトライを決めます。ゴールキックも成功し、7−14となったところでハーフタイムに入ります。






ハーフタイムには、瓜生BKアシスタントコーチから「全体的によくできている。後半も自分たちから仕掛けていこう」、中村キャプテンからは「今日は絶対勝とう、最後まで体を張り続けよう!」と声がかけられ、後半スタート。




後半3分、リズムよく攻め続け、敵陣ゴール前10mまで攻めるも、ミスからターンオーバーされ、トライされます。ゴールも決まり、7−21と差を広げられます。何とか点を取りたいヴォルテクスは、後半10分、敵陣22m付近ラインアウトから左に展開、ラックから出たボールをS0斎藤選手からLO吉上選手へとつなぎ独走トライ。続く16分にはFBレイサム選手のカウンターからラックを形成、中村選手がサイドをつき、SH松尾選手がキックしたボールを走り込んだWTB末藤選手がインゴールで抑え込み、トライ。ゴールキックも決まり、21-21の同点に追いつきます。さらにヴォルテクスのペースで試合が進んでいた後半33分、敵陣ゴール前ラインアウトからLOルーク選手がキャッチし、そのまま持ち込んでトライ、26-21と逆転します。しかし、試合終了直前の後半38分、キックしたボールをカウンターアタックされトライを許します。続く40分にもヴォルテクスボールのラインアウトでのルーズボールが相手選手の手に渡り、60mを独走されトライ、26-35で試合終了となりました。
勝利に手が届きそうになったものの、最後の最後に逆転されるという悔しさの残る試合となりました。






試合後、ヘッジャーアシスタントコーチは悔しい表情の選手たちに「気持ちの入った熱いプレーをしたのに最後に負けた。この悔しさを忘れるな。今の気持ちで今後の練習に臨んでいこう!」と話しました。



夏合宿最後の一戦は残念な結果となりましたが、トップキュウシュウリーグ開幕に向けて立ち止まっている時間は少しも残っていないヴォルテクス。成果を福岡に持ち帰り、そこからまた挑戦し続けていきます!


選手日記(8月10日)
小柳 和幸 選手


皆さん、こんにちは。
本日の選手日記を担当する小柳です。

今回の合宿もいよいよ大詰めとなりました。
本日の対戦相手は、昨年トップリーグで対戦し、3点差で敗れるという非常に悔しい思いをした、あのヤマハ発動機ジュビロとの試合です!!


今回の合宿を良い形で終わる為にも、絶対に勝って福岡へ帰りたいと思っていました。しかもヤマハには、佐賀工業時代の先輩である山村先輩、大田尾先輩、そして後輩達もいる・・・。負けられない・・・。

試合は、前半リードを許してしまう展開でしたが、粘り強いディフェンスをし、しっかりコミュニケーションもとれていたので、非常に雰囲気良く前半を終えました。
後半に入っても前半からのいい流れは途切れることなく、終盤には逆転し、リードを奪うことができました。しかし最終的には、自分達のタックルミスで立て続けにトライを奪われ、最終的には26-35でまたも悔しい結果となりました・・・。

今回の悔しい思いを忘れることなく、福岡に帰ってからより激しく練習しようと固い決意をした私でした!!

最後に、職場の方々、ファンの皆さまの大きなご理解とご支援により、今回の合宿に参加できています。皆さんのご期待に沿えるよう、そしてもう一度トップリーグの舞台へ上がれるようにこれからも全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!!



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