6月24日(木)の日記 担当:佐藤 孝樹選手

今日の日記はHO佐藤がお送りします。

AUS生活も徐々に慣れてきましたが、まだ買い物をする時は、ディスプレイの中の目当ての物をワガママな子どものように指差しで注文します。

さて、ワラタスでの本日の研修内容ですが、私が一番苦手なコンディショニングとコアスキルのセッションです。

コンディショニングとは、簡単に申し上げますと「限界まで心拍数を上げる練習」とでも言いましょうか。
とにかくキツいんです。ずっとハァハァ言ってるんです。
80分間走り続ける力を身につけるためには、苦手だろうがなんだろうがこの練習からは逃げることができないのです。

そしてそのコンディショニングセッションを今日の午前中行いました。

結果から言いますと、心拍数が限界を超え意識を失いそうになりました。



YO-YOテスト  

まず、グラウンドで「YO-YOテスト」というヴォルテクスでも実践しているテストを行いました。
「YO-YOテスト」。このテストの名前を聞いて、マイクを持って楽しそうにはしゃいでいる姿を想像した方、一度体験してみてください。
ただひたすらリズムに合わせて走り続け、自分の体力の限界を数値で表してくれるテストです。
このテストでの私の数値とワラタスの選手(同じポジション)の数値を比べたのですが、
これから毎日練習しても追いつけるかわからないほどの差がありました。いつかはこの数値に追いつきたいと、よい目標ができました。

そんなテストを終え、次はウエイトルームに移動しコンディショニングを行いました。



   

ジムでのコンディションニング  

内容は、エアロバイクを全力で漕ぎ、息が整う暇もなくダンベルやバーベルを使い、体を動かすというとてもハードなトレーニングでした。
あっという間に終わったのですが、短時間で限界を迎えるにはもってこいのメニューだと思います。



   

  アイスバス

さて、午後はマイケルコーチによるコアスキルセッションです。

タックル、コンタクト、ラックなど、ラグビーで最も重要なプレーのスキルを教わりました。
タックルする時はどんな姿勢で、どこを見て、どんな意識を持つとよいのか、
コンタクトはどこでヒットするのか、どんなヒットの仕方が効果的なのか、ラックではどんなことに気をつけるのか、などを教わりました。
今までヴォルテクスで教わってきたことを再確認することもあり、初めて耳にする練習方法やスキルに新鮮さを感じることもあり、胸いっぱい頭いっぱいで容量を超えてしまいそうでしたが、少しでも多くのものを得ようと必死に頑張りました。



コアスキルセッション  


   




   


  マイケルコーチと握手する佐藤選手

この研修で得たことをチームに持ち帰らなければいけないというプレッシャーと使命感、
そしてルームメイトの浦選手のいびきで今夜は眠りにつくのが遅くなりそうです。

忙しい中、AUS研修に快く送り出していただいた職場の皆様や、チーム、関係者に感謝の意を持ちながら明日の研修でもたくさんのものを得たいと思います。

それでは、おやすみなさい。


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