5月4日 練習日
昨日に引き続き気温の高い天候の中、一宮市光明寺公園球技場のサブグラウンドにて練習を行いました。

グラウンドのつつじも満開
隣のメイングラウンド電光掲示板には「男はダ円球や!」の文字

明日の決勝戦に向けての軽めの調整で、トンプソン・ヘッドコーチからは基本的なプレイについて「練習の中からしっかりやって、いいくせをつけていこう」とアドバイス。選手からも「もっと声だそう!」「ゲームを意識して」と活発なコミュニケーションが図られます。隣では明日対戦する中部電力の選手たちが練習をしており、互いの気合いが伝わりあう時間となりました。




5月5日 決勝戦 vs中部電力・閉会式
2日からはじまった電力大会も最終日を迎え、いよいよAブロック、Bブロックに分けての決勝です。ヴォルテクスはホテル出発前にミーティングを行い、いざ会場となる一宮市光明寺公園球技場のメイングラウンドへ。優勝をかけて争う相手は、地元の大きな声援に後押しされ勢いに乗っている中部電力です。
決勝戦 VS中部電力
■出場選手

1 有馬 9 松尾
2 仲西 10 久木元
3 小野田 11 早田
4 山下→進藤(後半0分) 12 ティム
5 13
6 河原崎 14 久保
7 浦川 15 今村→安部(後半20分)
8 ルーク    

■結果



キューデンヴォルテクス 中部電力
19   40
前半:7 後半:12   前半:26 後半:14




■試合の流れ

「ひとりひとり自分の責任を果たそう!」と監督から声がかけられ、いよいよ試合開始。ブルーのユニフォームがヴォルテクス、オレンジ色のユニフォームが中部電力です。




序盤から押しつ押されつの攻防が続く中、開始4分に中部電力10番にヴォルテクスにとっては痛い先制トライを奪われ、キックも決まり0−7。続いてスクラムから9−14番とつながり、ディフェンスの隙をつかれ独走トライを奪われ、中部電力にムードをもっていかれます。前半31分、0−26と差をつけられたところでゴール前のスクラムから展開、久木元選手、ティム選手とつなぎ、ヴォルテクス初のトライが決まります。メンバーからも「こっからこっから!」の声がかかり、ゴールキックも成功して7vs26となったところで前半を終えます。
ハーフタイムにはゲームキャプテンの浦選手から「ひとりひとりを信じて、チームとして勝とう!」と言葉がかけられました。




後半、ヴォルテクスは果敢に攻め込むも、中部電力の気迫のディフェンスに阻まれます。後半7分、ゴール前ペナルティからティム選手のキックパスが久保選手につながり、トライ。観客席からの「キューデン、がんばれ!」という声援が選手たちを後押しし、16分にはゴール前ラックから松尾選手、ティム選手とつなぎ、トライを奪い、ゴールキックも決めて19−26と追い上げをみせます。ヴォルテクスがペースをつかみかけたこのとき、ハーフ付近で左展開する際のパスミスを拾われ、トライを許してしまいます。34分には再びダメ押しのトライを奪われ、ゴールキックが決まったと同時にノーサイド。
試合後、監督からは「自分の役割を果たせか?練習でしてきたことをできたか?今回、失ったものは大きい。ひとつひとつのプレーが結果につながる。もう一度、ひとりひとりがやろう、やるしかないぞ!」と悔しさが色濃く残る選手達に声がかけられました。

■閉会式
開会式では、Aグループ優勝の中部電力、Bグループ優勝の関西電力に表彰状と優勝杯が渡され、キューデンはAグループ2位の表彰を受けました。


表彰状を受け取る浦選手
閉会の挨拶

最後になりましたが、今回の電力大会開催に際し事前からのご準備、ならびにご支援、ご協力をいただいた中部電力の方々、関係者の皆さまに改めて感謝を申し上げます。また各電力会社チームの皆さまにも御礼申し上げるとともに、ご活躍を心からお祈りいたします。5月15日からはいよいよ春季オープン戦が始まります。各地で行われます試合の際は、変わらぬご声援をよろしくお願い申し上げます!

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