毎年恒例、電力会社のラグビーチームが一堂に集う「電力親善ラグビーフットボール大会」に参加しました。今年度は中部電力が主催、名古屋での開催となり、期間中、現地は気温が高い初夏の陽気となりました。

5月2日 開会式・一回戦 vs中国電力
前日の夕方から現地入りしたヴォルテクスメンバーは、開催場所の一宮市光明寺公園球技場にて電力会社8社が揃う開会式に参加。
大会会長・水谷良亮様より「一宮にようこそ!本大会に向けて各チーム練習に励んできたことと思います。練習の成果を発揮し、大いに電力ラグビーの発展に貢献していただきたいです。2012年のワールドカップ開催もみなで盛り上げていきましょう、4日間よろしくお願いします」と激励の挨拶をいただきました。
そして、前回Aブロックにて同点優勝を果たした九州電力と東京電力、Bブロック優勝の関西電力から優勝カップの返還を行いました。その後、中部電力キャプテン・山田智久選手が選手宣誓を行い、いよいよ試合が始まります。

電力各社8チーム集結
大会会長あいさつ

優勝カップの返却を行う今大会ゲームキャプテンの
松本選手

選手宣誓

一回戦 VS中国電力
■出場選手

1 川嵜(耕) 9 松尾
2 佐藤 10 久木元
3 池田 11 早田
4 吉浦 12 ティム
5 進藤 13 今村
6 松本 14 安部
7 ジョシュ 15 久保
8 浦川    

■結果



九州電力 中国電力
55  
前半:24 後半:31   前半:0 後半:5




■試合の流れ

ゲームキャプテンの松本選手から「練習でやってきたことをしっかり出そう、キューデンらしいラグビーをしよう!」という声がかかり、「今日は圧倒しよう!」と郷田監督から気合が入れられ、試合が始まりました。




開始早々、試合が動きます。前半2分、敵陣ゴール前ラインアウトからヴォルテクスがモールを押し込み、最後はFLジョシュ選手が押さえて先制トライ。続く13分、敵陣22m付近センタースクラムから左へ展開し、ラックからFL松本選手が抜け出し、トライ。さらに22分、敵陣10m付近ラックからCTBティム選手、FLジョシュ選手へとパスをつなぎ、最後はパスを受けたFL松本選手が相手のタックルを振り切り2連続のトライ。24分にもCTBティム選手がトライを決め、前半を24vs0で折り返しました。

ハーフタイムにはトンプソン・ヘッドコーチから「シンプルなことを確実に、さぼらず、練習でやってきたことを出して」とFWメンバーにアドバイス。




後半が始まり、5分にCTB今村選手、9分にPR池田選手がトライを決め、スコアを38−0とし、良い流れとなっていましたが、16分、自陣スクラムからのサイドアタックでゲインされ、トライを奪われます。必死のディフェンスをする中国電力に対し、21分、敵陣22m付近ラックから展開し、FLジョシュ選手からパスを受けたWTB早田選手が相手ディフェンスをかわし、トライ。続く、27分にもSO久木元選手、CTBティム選手、WTB早田選手へとつなぎ、早田選手が2本目のトライを奪います。試合終了間際の32分にも展開から最後はCTB今村選手がトライを奪い、55−5で勝利しました。
暑さによる疲れから、終盤に足が止まってしまったことなどが今後の課題として残りましたが、ハーフタイムに「迷わずコアスキルをしっかりやっていけばいいプレイにつながる。後半はコアスキルを確実に行うことに重点をおいてやっていこう」とBKメンバーに指示が出ていた通り、コアスキルにおいては改善が見られ、日々練習していることが少しずつ形になっているのが感じられる試合展開となりました。
今季からヴォルテクスメンバーとなり、試合初出場&2トライをした早田選手は「久しぶりの試合で前半は緊張もあったけど、後半はボールも回ってくるようになってしっかりできたと思う。トライもとれて楽しめました」と感想を語ってくれました。

5月3日 練習日
最高気温26℃の夏日となった3日。前日の試合映像を使ってのレビュー、そして明後日の決勝に向けた練習を行いました。

■レビュー
中国電力との試合のビデオを分析しながら、FW、BKに分かれてのレビュー、そしてチームでのレビューを行いました。ブレイクダウンやコアスキルについて、そして各ポジションのポジショニングの確認など、コーチにより細かい分析に基づいた指導がなされました。



■練習
気温が高く強い日差しの中、一宮市光明寺公園球技場のサブグラウンドにて基本的なプレイの確認と、スターティングメンバーを中心として試合を意識した実践的な練習を行いました。




■OB戦
また、この日は各チームのOBが参加するOB戦が行われ、ヴォルテクスからは日高(副部長)、山崎(総務)、金子(アシスタントアナリスト)のスタッフ3名も出場しました。ご声援を送って下さった方々、ありがとうございました!

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