11月21日(土)

 連休に入ったということもすっかり忘れ、心配だった雨も降らず、ヴォルテクスは鹿児島合宿3日目を迎えました。

 午前中は、ホンダヒート戦に向けてのレビューミーティングを行いました。また、昨日の練習がハードであったこともあり、ケアの時間に充てたり、それぞれのリラックス法で身体を休めました。



 午後は、グラウンドにて練習です。ウォーミングアップを終え、すぐスキルトレーニングに入りましたが、出だしから声も出ていて、激しさも衰えることなく良い練習が続きます。アタック&ディフェンスの練習では、グラウンド外のスタッフから何度も拍手が起きるほど、良いアタックや、堅いディフェンスが見られました。練習を終えると、郷田監督は、「意識して継続すること、取り組むことが、こんなにも良い練習に繋がっている。これを持続させていこう!!」と鼓舞するように選手に声をかけました。



 合宿は、残り1日です。疲労も出てきていますが、今日より明日の練習が良くなるように努めていきたいと思います!!明日は午前中練習で帰路に着くので、全員、早めの就寝で明日に備えました。

11月22日(日)

 合宿最終日に突入です。充実した合宿を送れているからでしょうか…。時間の経過が本当に早く感じられる合宿でした。
 今合宿は、当初4日中2日が雨の予報でした。その雨は、練習時間外に降ることはあっても、練習時間中はどうにか曇り空を保ってくれるのです。不思議なものです。ただし、気温だけは想像以上に低く、今日は、この冬!?秋!?初の白い息を見ました。気温は10℃です。



 合宿を締めくくる練習を、妥協することなく、ミスが起これば互いに注意し合い、1プレーを大事に大事に取り組みました。「行こう!キューデン!!」、「キューデン!ここ我慢!」と選手が声を出し合い、チームが一つとなって攻守に徹しようという思いが伝わってきました。
 ユニット練習、スキルトレーニング、アタック練習と最終日にも関わらず、豊富なトレーニングを積極的に取り組み、鹿児島合宿の幕を閉じました。




 さて、合宿中の選手日記の締めは、PR小野田寛文選手です。最終日のスクラム練習でも、非常に頑張っていて、Aチームを圧倒するシーンが多くありました。日記だけでなく、写真にもご注目ください!!

選手日記(11月22日)
小野田 寛文 選手



 皆さんこんにちは 。
 国生さゆりです。
 もとい。
 11月21日誕生日☆小野田です。
 只今、無事に鹿児島合宿も終わり帰りの新幹線の中です。メンバー各々が寝たりiPod聴いたり読書をしています。

 私は、昼に同志社会(同志社大OBのチーム内の集まり)でニンニクをたっぷり入れた(入れさせられた?)ラーメンを食べたおかげでバッチリ目が覚めてます!!

 川嵜先輩、端迫先輩いつも可愛いがっていただき、ありがとうございます!!



 話は戻りますが僕が今読んでる本は「勝負脳の鍛え方」です。

 勝負脳とは常にプレーの初めから自分の持っている100%の力を出し切る事や自分の理想目標とするプレーをイメージする事などが書かれているのですが、日頃から永田コーチ、川嵜先輩から言われている事と同じだなぁと思いながら、読んでます。

 良きコーチに良き先輩そして良き仲間。後は自分が頑張るだけ!

 まだまだ足りない自分の頑張りに追い打ちをかけるように、この合宿に参加できて良かったと思えるように、後半戦も頑張ります!!

 あれ!?この日記写真のラグビーボールはキッズ用?小さくない?
 顔デカイからや!!でお馴染みの小野田でした。


 合宿の最後に、トンプソンHCが、「非常に良い合宿が出来たが、合宿の良し悪しで満足してはいけない。全ては、この成果をトップリーグで出すための合宿であり、この状態を継続していかなければならない。後半戦も厳しい戦いは続き、勝つときもあれば、負けるときもあるだろう。ファンの皆さんからの尊敬は、前半節ですっかり失われている。がっかりさせてしまっている。だからこそ、どの試合においても、今失っている尊敬を取り戻すことだけは忘れないでほしい!」という熱い思いを話した際、全員が心に留めるように頷いていました。

 選手、スタッフの皆さん、4日間の合宿お疲れさまでした。
 いよいよ29日からトップリーグ後半節が始まります!一戦一戦を、全力且つひたむきなプレーで戦い抜きましょう!

 最後になりましたが、合宿開催にあたり大変なご尽力をいただきました鹿児島市関係者の皆さまをはじめ、鹿児島県ラグビー協会関係者の皆さま、宿泊先のサンデイズイン鹿児島の皆さまに厚く御礼申し上げます。
 トップリーグ後半節で良いご報告かできるよう精進してまいります。

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