去る4月30日(金)、IPホテル福岡(福岡市)にて、ラグビーマガジン、J-sports共催による「トークライブin博多」が開催されました。司会進行は、ラグビージャーナリストの村上晃一氏が務め、トップリーグの九州3チームをそれぞれ率いる監督(コカコーラ:向井監督、サニックス:藤井監督、九電:郷田監督)、さらには、ラグビージャーナリストの小林深緑郎氏、ラグビーマガジンの田村編集長が招かれ、ラグビーに関する熱く、内容の濃いラグビー談議が繰り広げられました。
・どのようなチームにしたいですか? 郷田監督:「激しく粘り強いディフェンス、そして、ボールを速く動かせるチームに持っていけたら良いなと思います。また、見に来ていただいた方々が面白いと感じるラグビーを見せたいですね。昨季は、トップリーグ2年目ということもあって、他チームにも研究された部分もありましたが、3年目は昨季の反省を生かしてエリアマネージメントというよりも、積極的に攻めたいという気持ちはあります。」
・今年度のチームスローガンについて 郷田監督:「昨季は後半に点数を取られることが多くありました。また、トップリーグに出場したメンバーも大きく変わることがなかったので、部員全員にトップリーグで80分間戦い続けることを貫いてほしいという思いもあり、“貫く”というスローガンにしました。そして、トヨタさんを破る時もあれば、内容が悪く大敗する試合もあって、シーズンを通して一貫性がなかったんです。常に一定レベルを保つという意味もこのスローガンに込められています。」
・今年度加入の新加入選手について 郷田監督:「個々の身体能力が高いので、期待しています。ただし、ここ2年ほど、若手選手がトップリーグで活躍していないので、これからのヴォルテクスを担うのは自分たちであると、若手選手に意識付けをしているところですね。」
・今年のオススメ(期待)選手は? 郷田監督:「中村選手が主将として2年目を迎え、昨季の経験を生かしてチームを引っ張っていってくれるので、非常に頼もしく、期待しています。」
トークライブは、当初予定の50名を越すラグビーファンの方々、ラグビー関係者の方々にお越しいただきました。1時間半もの間、会話が途切れることなく、お互いのチームを評価し合ったり、チームの展望、選手秘話を語ったり、小林氏による非常にマニアックで感心してしまうラグビー情報、田村編集長による取材話など、ここでしか聞けない話も多くありました。 熱く、そして何度も笑いが起こる面白いトークライブで、大盛況でした。
トークの後には、色々なラグビー関連グッズ、九州3チーム提供の監督サイン入りジャージが当たる抽選会が行われました。
最後になりましたが、このトークライブを開催するにあたりご尽力いただきました柴本さま、並びにラグビーマガジン、J-sports関係者の皆さまには厚く御礼申し上げます。今後もヴォルテクスは、九州のラグビーを盛り上げることへ積極的に協力できればと思います。
郷田監督、初の本格的なトークショー、お疲れさまでした!