4月5日(日)、第47回全九州7人制大会が、グローバルアリーナ(福岡県宗像市)にて行われ、前日の雨が嘘のように空は晴れ渡り、絶好の試合日和となりました。
■2回戦 一昨年から2年連続での2回戦敗退ということもあり、この試合は是が非でも突破したいという気持ちが前面に出た試合となりました。開始直後の1分、連続攻撃で敵陣に攻め込むと、河原崎選手がスピードとパワーを生かして抜け出し、久保選手に繋いでトライを奪います。3分、今度は相手の福岡大学にキックをそのままキャッチされトライを決められます。その後、ヴォルテクスが1トライを追加し、14対5で前半を折り返します。 後半2分、3分と森田選手、吉浦選手のトライで28対5とリードを広げ、勝利を確信します。その安堵が流れを変えたのか、直後の4分、5分と立て続けにトライを奪われ、一瞬嫌な雰囲気が漂います。しかし、福岡大学にそれ以上の追加トライは与えず、終わってみれば28対17で準決勝進出を決めました。
■3回戦 準決勝の相手は、トップリーグの良きライバルチーム、コカ・コーラウエストレッドスパークスです。トップリーグで活躍する面々が顔を揃えるコカ・コーラに、前半は圧倒される試合展開となります。開始2分、ハーフウェイライン付近から左に展開されると、スピードを生かした鮮やかなライン突破でトライを奪われ、その直後も、パスミスからトライを決められます。3分にも追加のトライを奪われ、ヴォルテクスは、自陣でのディフェンスを強いられるばかりで、反撃の気配すらありません。ヴォルテクスは、ノートライのまま、前半を0対17で折り返します。 気持ちを新たに臨んだ後半でしたが、開始1分、タンオーバーからトライを奪われ、さらにリードを広げられます。このまま終わってしまうのかと悔しさと不甲斐なさが頭を過る一方、試合メンバーは諦めず、戦い続けます。チャンスを狙い続けた4分、キックで敵陣まで攻め込むと、久木元選手、安部選手、山田選手と繋いでトライを決めます。このトライを皮切りに、ヴォルテクスの怒涛の反撃が開始されます。5分、6分と大きくゲイン、そして、ディフェンスを引き連れながらもトライを決めた河原崎選手の活躍で追加点を奪うと、応援するメンバーも試合メンバーも4トライのコーラに追いつくために無我夢中で攻め続けます。終了間際の7分、山田選手がゴールラインに飛び込んでのトライを決め、後半開始まで無得点であったところから、24対24の同点まで追いつきます。惜しくもコンバージョンゴールが外れ、トライ数、ゴール数も同数で試合が終了。この大会ルールにのっとり、抽選の結果、惜しくも準決勝敗退となりました。
これから春シーズンが始まりますが、ヴォルテクスメンバー一丸となって練習に励んでまいりますので、今年度も変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
※本大会の優勝チームは、昨年同様福岡サニックスブルース、準優勝チームは、コカ・コーラウエストレッドスパークスでした。