午前中は、FW、BKのユニット練習後、アタックディフェンスを行いました。 そして、この合宿締めのメニューは、コンディショニング。トンプソンコーチの指示に、選手は昨年の合宿を思い出し、“ドッキリ”ではないか!?とふと思いましたが、今年はそんな嬉しい出来事はなく、ダーク・スピッツ氏考案のメニューに励み、合宿の幕を閉じました。 選手・スタッフの皆さん、お疲れさまでした!
今合宿後、オーストラリアに帰国し、今シーズンもヴォルテクスを支え続けるS&Cアドバイザーのダーク・スピッツ氏にインタビューしました。
―今のヴォルテクスに必要なこと、強化すべきところはどこですか?― この数年で身体も大きくなり、筋力アップにも成功しましたが、トレーニングを引き続き継続していかなければなりません。強化し続けることが、今は一番必要なのです。
―ストレングスにおいて、いつかはヴォルテクスをこのようにしたいという展望はありますか?― 私の中で、ストレングスにおいては、“終わりはない”と考えています。どんなに成長しても改善する部分があり、必ずあるその改善点、伸び代を伸ばしてあげたいと思っています。 その前提として、試合の中でラグビー選手としてベストを尽くせるような状態に持っていくことが大切ですが…。 満足するということはありませんね。
キューデンヴォルテクスのためのストレングスにかける思いを話してくれたスピッツアドバイザー。成長過程を見てきただけに、今後の成長、活躍を願う気持ちが強いとともに、トップリーグで活躍するヴォルテクス選手を育てたいという思いが伝わってきました。
最後になりましたが、合宿開催にあたり大変なご尽力をいただきました苫小牧市をはじめ、北海道電力苫小牧支店、苫小牧ニューステーションホテル、また素晴らしいグラウンドをご提供頂きました出光興産関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。 必ずやトップリーグの戦いで結果を残し、皆さまに恩返しできるようチーム一同精進してまいります。