今年も「電力親善ラグビーフットボール大会」がやってきました!今年の開催地は、関西の近鉄花園ラグビー場。
 キューデンヴォルテクスはトップリーグチームとしての誇りを胸に、4年連続、45回目の優勝を狙います。


4月25日(金) 移動日

  この日は移動日。仕事を終え、福岡空港に集合したヴォルテクスメンバーは、日頃の業務・トレーニングに加え、今週から始めたどんたくパレードの練習のせいもあってか、少々お疲れの様子です。
  伊丹空港からホテルのある東大阪市へバスで移動。ホテルに到着したのは、夜の9時半。明日に試合を控えた選手たちは、各々ケアを受けたり、早めに就寝したりと、明日の試合に備えました。





4月26日(土) 1日目

 電力大会初日、今日の対戦相手は、東京電力です。ヴォルテクスメンバーは、朝食をとり、試合の約3時間前に、試合前食をとっています。この試合前食は、炭水化物中心のメニューで、試合でのエネルギー源となります。ちなみに、今日の試合前食は、うどんと炊き込みご飯でした!
 試合前食の後、ストレッチを行い、テーピングを巻き、ミーティングを行いました。ミーティング時にゲームキャプテンの森田選手から、「このメンバーで2週間という短い期間での練習しかできていないけれども、練習でやってきたことだけは必ず出していこう!サインプレーの精度を高め、最初から気持ちを高めて挑んでいこう!」とチームを鼓舞し、ミーティングを締めくくりました。



 ホテルから電車で花園ラグビー場へ向かい、到着後すぐ、開会式に参加しました。この大会に出場する各電力会社8社が揃う中、大会会長である関西電力常務取締役寺本さまより激励のご挨拶を頂戴しました。ヴォルテクスは前回の優勝カップを手に整列し、前年度同様、優勝を誓い優勝カップを返還しました。





VS東京電力



キューデンヴォルテクス 東京電力
36 - 5
前半:19 後半:17 前半:0 後半:5



 澄みきった青空のもと、午後1時45分に東京電力キックオフで試合が開始されました。試合が動いたのは、前半開始4分。ヴォルテクスのラインアウトから連続攻撃でボールを繋ぎ、最後に受け取ったWTB末次選手がサイドラインぎりぎりのところを走り込んで先制トライを決めます。この試合のプレスキッカーは、SO松添選手。難しい位置からのゴールキックでしたが、ポールにあたりゴール成功。7対0とします。
 その後チャンスを得るものの、ミスが重なり得点へ繋ぐことができないヴォルテクスでしたが、14分にトライを決め、24分には自陣から敵陣へ大きく攻め込みます。パスを繋ぎ続け、22m中央付近からFL進藤選手が絶妙なステップを切り、相手ディフェンスラインを突破するとそのままゴール中央にトライします。19対0とし、完封の勢いで後半へと繋ぎます。





 ハーフタイムに、トンプソンHCは、「前半、ヴォルテクスのやりたいようにはできていない部分がある。タックルされた時に、簡単に倒れ過ぎている。タックルされた時のコンタクトで負けないように、そして、早めの球出しに加え、前へ前へ出ることを意識してやろう!」と選手たちへ細かく指示を出しました。





 後半は、より激しく、より前へという意識をもってグラウンドに立った選手たちでしたが、開始8分に東京電力がインターセプトからボールを奪うと、そのまま走り切られ独走トライを奪われます。後半にかける思いを改めて再確認したヴォルテクスフィフティーンは、19分、キックカウンターからWTB山田選手が抜け出し、FL河原崎選手へ絶妙なパス繋ぐと、河原崎選手は、このチャンスを逃すまいと相手ディフェンスを振り切りそのままトライを奪います。26対5と点差を広げ、23分には、ゲームキャプテンの森田選手が勢いよくラインブレイクし、この日、自身2本目のトライを決めます。
 波に乗ったヴォルテクスは、26分にもWTB前田選手が華麗なステップからラインブレイクしてのトライを奪い、終わってみれば36対5。内容には反省部分もありましたが、快勝でノーサイドを迎えることができました。






 次の試合は、29日(火)に行われます中部電力との決勝戦です。この試合に勝利し、ぜひ、今年度も優勝カップを福岡に持ち帰りたいと思います。


4月27日(日) 2日目

 今日の大阪も天気は良好です。昨日の試合に出場したメンバーは、午前中に試合のビデオを見ながらミーティングを実施しました。


 午後は、明後日(29日)に行われる試合に向けての練習です。場所は、試合会場である花園ラグビー場のサブグラウンド。選手たちは、アップを終えると、FW、BKに分かれ、ラインアウトやサインプレーの確認を念入りに行いました。練習時間は1時間半ほどで、最後はチームランで締めくくりました。



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