8月14日(火)4日目

 

苫小牧合宿が始まり、日本列島の異常気象に負けず劣らず、ここ苫小牧も日に日に暑さが増してきているような、とても日差しが強く、暑い一日でした。
午前中、FWは戦術についてのミーティング、BKはウエイトトレーニングを行いました。
午後は、フィールド練習です。ハードな練習にも関わらず、最後まで集中力を切らさずに、練習に取り組んでいました。しかし、練習後にトンプソンコーチから、「明日は、今までで一番ハードなトレーニングになる。明日も今日のように頑張ろう!」と話すと、選手たちは苦笑いする選手もいれば、茫然としている選手もいました。明日が合宿のピークとなりますが、選手は力を振り絞って挑むようです。頑張ってください!


夕食後、清田トレーナーと山下トレーナーより、「アスレティックリハビリテーション」というテーマのもと、食事、怪我、ドーピング、飲酒についての説明がありました。スポーツ選手であり、トップリーガーとなった今、選手はより高い意識で、食事や健康に気をつけなければならないと選手自身も実感しているようです。しかし、とても耳が痛い選手もいたようですが…(苦笑)。


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8月18日(土)最終日

 

合宿5日目、ここ苫小牧は、市観測史上最高となる35.5℃を記録!!選手も練習のハードさとともに、暑さに疲労感を隠せない状況の朝となりました。




午前中にFWはウエイトトレーニングを、BKはアジリティを行いました。
朝のスタッフミーティングで、トンプソンコーチから、「午後のフィットネストレーニング(持久力トレーニング)に、スタッフも全員参加するように。」という指示がありました。「選手にとってもハードなトレーニングであるのに、スタッフは以ての外…。大丈夫だろうか…。」と思ったスタッフも少なくはありません。(もちろん私も…。)
午後のトレーニングには、ウォーミングアップを選手・スタッフ合同で終え、いよいよフィットネストレーニングの開始です。笛の音とともにスタートしたはずでしたが、急にトンプソンコーチから「STOP!」の声が…。選手・スタッフは何が何やら理解できない状況で、トンプソンコーチの指示に従い集合をしました。そして発せられた言葉に、選手は「???」メニューの内容を聞き、やっと状況を把握できた選手・スタッフ陣。午後のトレーニングは、軽めのトレーニングを含めたレクリエーションでした。(スタッフにとっては、ハードなトレーニングでしたが…。)全ては、トンプソンコーチとダークS&Cアドバイザーの策略だったのです。




しかし、このレクリエーションを通して、良いリフレッシュができ、また、選手・スタッフの一体感を再確認する良い機会となりました。
練習の最後にトンプソンコーチが「明日は合宿の中で、一番軽い練習だ」と話すと、みんなから「信じられる訳なかろ〜もん!」と攻められていました。
さて、明日からは、またハードなトレーニングの日々の再開です。

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8月16日(木)6日目

 

朝から小雨が降る中、昨日までの暑さが嘘のように、苫小牧は涼しく(寒いと言った方が適切かも知れません)なりました。
午前中のトレーニングは、FWがアジリティ、BKがウエイトトレーニングを行いました。

午後のフィールド練習は、コンタクト練習、ディフェンス練習を中心に行いましたが、昨日のトンプソンコーチの予言は予想通り嘘で、一番ハードなコンディショニングゲーム(フィットネス強化を目的とするトレーニング)が最後に待っていました。グラウンドから1.5kmほど離れたある場所までジョギングで走って移動し、辿り着いた所は、山のような林のような場所でした。最後のトレーニングは、その森林の階段を利用して、階段を上り、山道を下ってくるというハードなクロスカントリーでした。
私野口も一緒に走りましたが…皆さまのご想像どおり、見事撃沈して帰ってきました。今日は本当に、この合宿のなかで一番ハードな練習日でした。

夕食後、選手は疲れた体を休める暇なくダークS&Cアドバイザー、大村S&Cコーチの講義を受講しました。ダーク氏は、「スピードトレーニングについて」というテーマのもと、走るときの姿勢や、足が速くなるためのトレーニング方法等の説明がありました。大村氏からは、ウエイトトレーニング、体調管理、リカバリー等、体作りにおける様々なポイントの説明がありました。
講義後、選手からの質問もあり、体作りへの意識の高さが見られました。

さぁ合宿も残り2日となりました。疲労もピークに達していますが、トップリーグで戦うために意識を高くもって、チーム全員が毎日のトレーニングに一生懸命取り組みましょう!!



中編(4〜6日目)

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