8月14日(火)4日目

 

いよいよ夏合宿第一弾がスタートしました。今回は、初めて苫小牧市(北海道)で合宿を行います。ここ苫小牧市は、王子製紙アイスホッケー部のホームグラウンド、合宿期間中も、全国高校選抜アイスホッケー大会が行われるなど、街はアイスホッケー一色です。
ラグビーにはあまり縁のない街ですが、市内にはラグビー場、ウェイト場など充実した設備が整い、札幌と比べても、3℃〜5℃気温も低く、合宿には最適な気候です。
今回の合宿スケジュールには、試合を行う予定はなく、日々トレーニングのメニューとなっています。選手にとっては大変厳しい合宿になりますが、この7日間を乗り越えて、また一段と成長を遂げてほしいと思います。
初日、キューデンヴォルテクスは、福岡から札幌へ飛行機で移動し、札幌空港からバスで苫小牧市へ向かいました。
ホテル到着後、選手たちは練習開始です。BKはアジリティ、FWはウエイトを行い、練習が終わると、選手たちはプールリカバリーを行いました。

―神田監督に苫小牧合宿の課題を含めた意気込みを聞きました。―
6月から8月にかけて、(トップリーグで戦う)体作りを行ってきました。この期間の成果が出てきたことは充分に実感しています。
今回豪州からダークストレングスアドバイザーを迎え、体作りの総決算をすると共に、その次のステップとして、スキル面の向上を図りたいと考えています。
午前・午後の二部練習の日々で、体力的に厳しい合宿になりますが、ひとつひとつの練習は、意味のあるハードさであり、その意味を理解して取り組んでほしいです。
この合宿をきっかけに、更にチーム力を上げていきたいと思います。

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8月12日(日)2日目

 

合宿2日目、日本各地で35℃以上を記録する猛暑の中、ここ苫小牧も温度計は28℃を指しています。
強い日差しの中で行う午前中の練習は、FWがアジリティ、BKがウエイト。
アジリティの練習メニューは、合宿に帯同しているS&Cスアドバイザーのダーク・スピッツ氏考案です。最初は笑顔が見えていた選手も、練習が進むにつれ、息が上がり、「これってランニングメニュー?」という言葉が出てくるほど厳しい内容の練習でした。




午後は全員揃ってのフィールド練習です。コンタクトや、ディフェンスなど、基本練習に取り組みました。
夕食後は、増田トレーナーから「キューデンヴォルテクス、フィジカル管理マニュアル」というテーマのもと、怪我と怪我の予防についてのミーティングが行われました。



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8月13日(月)3日目

 

合宿3日目、20℃台が続いていた苫小牧も、今日は30℃を超え、強烈な日差しが照りつけます。
午前中、FWはウエイトトレーニングを行い、BKはトンプソンコーチによる戦術についてのミーティングが行われました。一時間半もの長時間ミーティングでしたが、これからトップリーグに向けてやるべきこと、習得すべきことを選手も充分に理解できた内容でした。
午後は、フィールド練習。今日のメニューは、ダークS&Cアドバイザーのウォーミングアップを終え、BKはビープテスト(持久力テスト)行い、FWはコンディショニングゲーム(フィットネス強化を目的とするトレーニング)。そして休むことなく、コンタクト練習、ディフェンス練習と続き、BK・FW分かれての練習というハードな内容でした。
終了後は、「お疲れさまです…。」という声も出ないほど疲労困憊。夕食後は体に溜まった疲労を少しでも軽くするため、多くの選手がトレーナーによるケアを受けていました。


初めての街苫小牧、しかし選手は街を散策する余裕もなく、朝から夜まで、ラグビー漬の前半戦です。



前編(1〜3日目) 中編(4〜6日目)

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