平素は九州電力キューデンヴォルテクスに対しまして、多大なるご声援を賜り、誠にありがとうございます。私どもラグビー部は、第44回日本ラグビーフットボール選手権大会におきまして、早稲田大学に勝利したものの、2回戦でトヨタ自動車ヴェルブリッツの厚い壁に阻まれ、今シーズンが終了いたしました。
今シーズンを振り返りますと、昨年2月11日に秩父宮ラグビー場にて行われたセコムラガッツとの入替戦に敗れた時から、部員一同敗退の悔しさを胸に、「Make Top League」を合言葉として、「公式戦無敗でトップリーグ昇格」という目標のもと、選手・スタッフ一体となり、トップリーグ昇格の準備を進めてまいりました。
新戦力として日本人6名、外国人2名を迎え、春からトップリーグチームとの強化試合を積極的に行い、北海道北見での夏合宿を経て迎えたトップキュウシュウリーグでは、全7試合で失トライが3つという圧倒的な力で1位通過することが出来ました。 また、トップチャレンジマッチを見据え、三洋電機ワイルドナイツ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、そして宿敵コカ・コーラウェストレッドスパークスというトップリーグチームの胸をお借りして強化試合を行い、1月からのトップリーグを懸けたチャレンジマッチに臨みました。その結果、ご承知のとおり、所期の目標を達成し、来季日本ラグビー最高峰の「ジャヤパンラグビートップリーグ」に昇格することができました。これもひとえに皆さまからのご支援、ご声援の賜物であると感謝申し上げます。
次なる目標は、「トップリーグ定着」ですが、個々の体力アップとともに選手層を厚くするなど、更なる強化が必要と痛感しています。今後、選手・スタッフが英知を結集し、仕事とラグビーの両立を果たしながら、苦杯をなめた「打倒トヨタ自動車」を目標に掲げ、チームスピリットである「正々堂々」のもと戦う所存でございますので、今後とも皆さまの御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、このホームページにアクセス頂く日本全国のファンの皆さまをはじめ、いつも会場でご声援を頂く応援団、物心両面に渡りサポートを頂く後援会の皆さまに、改めて今年1年間の感謝を申し上げますとともに、来る10月から開催されます「ジャパンラグビートップリーグ」の舞台で戦う九州電力キューデンヴォルテクスに対しまして、これまで以上の熱いご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
平成19年2月16日 九州電力キューデンヴォルテクス ラグビー部長 一ノ瀬 秋久