Make Top Leagueへ向けた第一関門、トップキュウシュウAリーグ順位決定戦、昨年リーグ戦優勝したものの、この戦いでコカ・コーラに敗れ、トップリーグ昇格を逃した九州電力。 今年は同じ轍を踏まないために、トップリーグウィンドマンス期間を利用して、三洋電機ワイルドナイツ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、コカコーラウェストレッドスパークスと練習試合を行い、レベルアップを図ってきました。
九州電力は、7人制日本代表山本英児選手がドーハアジア大会で欠場するものの、ほぼベストの布陣で中国電力を迎え撃ちます。
不動の第一列は中村、谷口、リック選手。まずはセットプレーで中国電力にプレッシャーをかけたいところです。 LOには吉上・浦選手が復帰。FL進藤選手を絡め、ラインアウトにも厚みが増しま す。 No.8スキッパー川嵜選手のサイド攻撃にも期待が高まります。 バックスにも期待の新人齊藤・黒木選手が復帰。 齊藤選手のゲームコントロール、黒木選手の切れのある走りで中国電力のディフェ ンスラインを切り裂きたいところです。 そして頼れる支柱グレイ選手のキック・突破・タックル、ワールドクラスのプレーにご注目下さい。
一方中国電力は、初のトップリーグチャレンジマッチ出場へ向け、気迫の戦いで九州電力に臨みます。 両プロップに、元高校日本代表で関東学院大で活躍した長野選手、機動力のある田中選手と期待の新人が出場。リーグ戦の反省を受け、セットプレーの安定を狙っています。中本・神辺選手の両FLは、小柄ながら機動力がある仕事人。九州電力の攻撃を寸断できるかが勝負のカギとなります。バックスにも岩戸・市村・渡部と勢いのある若手が出場して九州電力のバックスラインに挑戦です。
電力ダービー第二戦、九州電力が再び圧倒するか、中国電力が意地を見せるか、好ゲームのキックオフは間もなくです!
※数値はスターティングメンバーの平均値です。