この日午前中は、午後から試合のない選手を中心に、ウェイトトレーニングを実施しました。この合宿から指導を行うダークストレングスアドバイザーの指導もあり、ハードなトレーニングを実施しました。 その後選手は昼食の後、午後からの試合に備えて休息をとりました。
後半先制したのも九州電力。2分に相手ゴール前ラインアウトからFWのサイド攻撃で出来たラックサイドをベテランのロック中園選手が激しく突進。タックルを受けながらも執念のトライを奪い、難しい角度からのゴールを森田選手が決め21対0となりました。一方栗田工業も11分に連続攻撃を仕掛け、九電ディフェンダーを弾き飛ばした外国人CTBにトライを奪われ、21対7と反撃が始まりました。
しかし九州電力は、瓜生選手を中心に修正を行い、激しいディフェンスから攻撃に転じる戦いをみせ、後半16分には栗田22m付近で相手キックを、瓜生選手が鋭い出足でチャージしこぼれ球を拾った進藤選手が独走のトライ。25分には連続攻撃で栗田ゴール前まで迫ると、プロップ田中選手がBK並みの走力を活かしサイドアタックを仕掛けトライ。30分に栗田工業にワントライ返されますが、34分には栗田22m付近でボールをもらった瓜生選手が、ジャロッド選手がラインの大外にいるのを確認して頭脳的なキックパス。ジャロッド選手がインゴールに転がるボールを抑え、42対12でノーサイドとなりました。
トップリーグで戦うためには選手層の厚さが不可欠。本日の勝利は、春から新人・若手・ベテランを含めた選手間の激しい競争意識による賜物であり、着実にチーム全体がレベルアップしています。 豊田自動織機戦に続く完勝に、続く最終戦11日のNTT東日本、ホンダヒート戦にも乞うご期待!