8月9日(水)9日目

 

この日午前中は、午後から試合のない選手を中心に、ウェイトトレーニングを実施しました。この合宿から指導を行うダークストレングスアドバイザーの指導もあり、ハードなトレーニングを実施しました。
その後選手は昼食の後、午後からの試合に備えて休息をとりました。



vs栗田工業


キューデンヴォルテクス 栗田工業
42 12


攻守に圧倒(栗田工業戦)
トップイーストの強豪栗田工業を迎え撃つ九州電力は、前半開始早々にゴール前まで攻められたものの、前半9分相手ゴール前にキックしたボールをWTB末次選手が激しいプレッシャーをかけ、こぼれ球を獲得した九州電力が右へ展開。最後はゲームキャプテン瓜生選手が先制のトライ。松添選手のゴールも決まり、7対0と主導権を握りました。続く13分には期待の新人FL河原崎選手が、ラインアウトからの連続攻撃にライン参加。鋭くギャップをつきトライを奪い14対0となりました。
その後は一進一退の攻防が続き、栗田工業の激しいタックルの前にミスを犯すなど小康状態となり、そのまま前半が終了しました。

後半先制したのも九州電力。2分に相手ゴール前ラインアウトからFWのサイド攻撃で出来たラックサイドをベテランのロック中園選手が激しく突進。タックルを受けながらも執念のトライを奪い、難しい角度からのゴールを森田選手が決め21対0となりました。一方栗田工業も11分に連続攻撃を仕掛け、九電ディフェンダーを弾き飛ばした外国人CTBにトライを奪われ、21対7と反撃が始まりました。


しかし九州電力は、瓜生選手を中心に修正を行い、激しいディフェンスから攻撃に転じる戦いをみせ、後半16分には栗田22m付近で相手キックを、瓜生選手が鋭い出足でチャージしこぼれ球を拾った進藤選手が独走のトライ。25分には連続攻撃で栗田ゴール前まで迫ると、プロップ田中選手がBK並みの走力を活かしサイドアタックを仕掛けトライ。30分に栗田工業にワントライ返されますが、34分には栗田22m付近でボールをもらった瓜生選手が、ジャロッド選手がラインの大外にいるのを確認して頭脳的なキックパス。ジャロッド選手がインゴールに転がるボールを抑え、42対12でノーサイドとなりました。





トップリーグで戦うためには選手層の厚さが不可欠。本日の勝利は、春から新人・若手・ベテランを含めた選手間の激しい競争意識による賜物であり、着実にチーム全体がレベルアップしています。
豊田自動織機戦に続く完勝に、続く最終戦11日のNTT東日本、ホンダヒート戦にも乞うご期待!


出場選手
ポジション 選手名(前半) 選手名(交代)
1 プロップ 田中 宗法  
2 フッカー 橋本 修一  
3 プロップ 田尻 亮 中村 嘉宏
4 ロック 山元 宗一郎 浦 真人
5 ロック 中園 浩樹  
6 フランカー 河原崎 峻  
7 フランカー 平野 勉 ジャロッド・ヒーニー
8 8 進藤 猛  
9 スクラムハーフ 竹山 森 松尾 匡祐
10 スタンドオフ 瓜生 丈治  
11 ウィング 末次 弘明 山村 巨樹
12 センター 松添 健吉 角田 嵩哉
13 センター 森田 啓介  
14 ウィング 吉永 将宏  
15 フルバック 今村 圭吾  

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