今回は、昨年度のセコム戦で肩靭帯断裂の大怪我を負い、春シーズン絶望と思われていましたが、懸命のリハビリで早くも復帰、チームを支えるベテラン吉上選手です。
まず、練習や試合に対する個人の意識と態度が変わりました。即戦力の新人選手や外人選手の加入により、チーム内の競争が激しくなり、日々、緊張感のある練習が出来ていると思います。また、トンプソンコーチを迎え2年目となりました。チームの戦術が統一されてきたことも、大きな要因です。
リハビリ中は、トレーナーの清田さん・増田さんにマンツーマンでトレーニングして頂き、随分と助かりました。本当に感謝しています。
若手の活躍は素直に嬉しいです。私もまだベテランになったとは思ってないので、自分が成長する上でも、いい刺激となっています。
先ほども述べたように、部内の競争が激しく、いい練習が出来ているので、チーム力は維持できると思います。また、W杯予選の11月にはTLチームとの練習試合も予定されており、充分チームは仕上がっていくと思います。
強いチームはセットプレーが安定しています。これから九電が常勝チームになるためにも、もっとラインアウトの精度を高め、BKにいいボールを供給していかなければいけません。
私の好きな言葉に「夢に日付を、夢に数字を」というのがあります。冬に来るであろう最高の舞台で、最高のパフォーマンスが出来る為にも、一日一日を大切にしていきたいと思います。