東京電力
中国電力
今季の開幕戦となる「電力親善大会」が、東北電力名取スポーツパークで行なわれ、決勝戦で中国電力を破り、2年連続、43回目の優勝を果たしました。
初戦は東京電力との一戦でしたが、開始から久しぶりの試合ということで、ノックオン等のイージーミスを繰り返し、波に乗れませんでしたが、吉永、山口の両快速ウィングが大爆発!徐々にペースを掴むと、立て続けにトライを奪い、前半43点、後半49点と手を抜くことなく得点を重ね、92対0と完勝いたしました。この試合では新戦力のピーター・ミラー選手が、距離の長いキック(22m内から蹴って相手インゴールを越えてしまった)や柔らかい走りで何度も相手ディフェンスラインを突破しました。また同じく新戦力のLOジャロッド・ヒーニーやFL河原崎選手が何度も突破を見せるなど、期待の新戦力の活躍が目立ちました。
決勝戦は、中部電力を破り勢いに乗る中国電力でした。この試合は、田中、谷口、松尾(健)の強力フロントローが、開始から中国電力FWのスクラムを粉砕してペースを掴み、ジャロッド、浦の190cmを越える大型新人の中央突破や、ナイサン・グレイの相手をかち上げる激しいタックル、そしてWTB久保の切れ味鋭いステップで再三ゲインラインを突破!中国電力を寄せ付けず、63対0で初戦に続き零封しました。
シーズン序盤ということで、ミスも多く見受けられましたが、2試合とも相手を零封できたこと、そしてなにより新戦力の大活躍で今後の試合が楽しみとなりました。