10月20日(土)トップチャレンジリーグの1stステージ第5節のNTTドコモレッドハリケーンズ戦が万博記念競技場で開催されました。 第5節はアウェー大阪で、昨年トップリーグで6勝を挙げながら、TCLに降格した強敵NTTドコモとの対戦です。 朝から降っていた雨は止み、時折強い風が吹く中、11時30分にヴォルテクスボールでキックオフされました。
前半4分、ヴォルテクスのミスからターンオーバーされると、ドコモに連続攻撃を仕掛けられ、自陣22m付近で反則を犯してしまいます。 そのペナルティからのタッチキックで自陣ゴール前まで攻め込まれると、ラインアウトからモールを押し込まれ、最後は2番に先制トライを奪われます。0−7。 更に前半9分にも、先制トライと同様、ラインアウトモールから再びトライを許し0−12とされます。 前半風上の為、キックを有効に使い敵陣でプレーする時間帯を多く作り出したいヴォルテクス。 しかし、自陣からでも早いテンポで攻撃を仕掛けるドコモから、なかなかボールを奪うことができず、DF一辺倒となる苦しい展開となります。
前半12分、敵陣10m付近でヴォルテクスの反則で与えたペナルティーキックから、相手15番に素早く仕掛けられ、パスを受けた5番にビッグゲインを許します。 その後、9番−10番−12番とパスを繋がれ、最後は8番にゴール左隅にトライされます。0−19。
前半19分、自陣ゴール前右端のスクラムから連続攻撃を仕掛けられ、逆サイドの左端まで展開されます。 タックルしては何度でも起き上がり、必死で食い止めるヴォルテクスでしたが、徐々にDFの人数が少なくなり、最後はウイング11番に繋がれ自陣ゴール右端にトライを許します。 0−26。
早めに流れを変えたいヴォルテクスは、前半20分に怪我から復帰した松下彰吾選手をスタンドオフに投入します。 しかし前半22分、ハーフウェイライン中央の相手スクラムからBKへ展開されると、オフロードパスを繋がれ、再び11番にトライを許し、0−33と点差が大きく開いてしまいます。 更に、前半26分、31分にもトライを許し、0−50で前半が終了します。
後半5分、気持ちを切り替えて後半に挑んだヴォルテクス。しかし、後半最初の得点もドコモに取られてしまいます。 自陣ゴール前のスクラムからブラインドサイドを9番−10番−11番と繋がれ最後は11番にトライを許します。0−55。
風下に回ったこともあり、後半は徐々にアタックの時間帯が増えてきましたが、ドコモの低く強いタックルになかなかゲインラインを越えることが出来ません。
その後も8分、17分、23分、28分とドコモにトライを奪われ、最終スコア0ー79で試合終了となりました。
開幕戦以降、苦しい戦いが続いているヴォルテクスですが、気持ちを切り替え2勝目を目指しハードワークしていきます。関西まで応援に駆けつけて下さった皆さま、ありがとうございました。 次節10月27日(土)は、毎年接戦を繰り広げているマツダブルーズーマーズと開幕戦と同じ会場のコカ・コーラボトラーズジャパン広島ラグビー場で対戦します。 引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。