9月29日(土)トップチャレンジリーグの1stステージ第3節の釜石シーウェイブスRFC戦が九州電力香椎競技場で開催されました。 第3節は昨シーズン接戦で勝利した釜石シーウェイブスRFCと本拠地香椎競技場での対戦です。 ここまで1勝1敗のヴォルテクスにとって、この試合は順位浮上のためにも重要な1戦となります。 台風24号の影響もあり、時折雨が降る中、12時にヴォルテクスボールでキックオフされました。
前半2分。 開始早々敵陣で攻めるヴォルテクスは、22m中央付近でペナルティを得ます。 児玉選手がペナルティーゴールを決め、3-0と先制します。
その後もヴォルテクスは敵陣で連続攻撃を仕掛ける場面はあるものの、トライに結びつけることができません。 すると、釜石の外国人選手15番のロングキック、ハイパントキックによりエリアを奪われはじめ、徐々に自陣でのプレーを強いられる時間帯が続きます。
自陣で反則を犯す場面が多くなったヴォルテクスは、前半21分、43分に釜石10番にペナルティーゴールを決められ、3-6でハーフタイムに入ります。
後半4分。 後半反撃に出たいヴォルテクスでしたが、自陣ゴール前の相手ラインアウトからモールを押し込まれた際、9番児玉選手が危険なプレーを犯したとの反則でイエローカードを受け10分間の退場となります。 その後、再びラインアウトモールを押し込まれ、自陣ゴール右隅にトライを許します。3-11。
後半7分。 ハーフウェイライン付近で連続攻撃を仕掛けていたヴォルテクスでしたが、相手にターンオーバーされ釜石9番に裏スペースへキックされます。 そのキックがアンラッキーなバウンドとなり、再び相手9番にキャッチされ、そのまま走り切られ自陣ゴール右中間にトライを許し追加点を奪われます。3-16。
後半12分。 これ以上点差を広げられたくなヴォルテクスでしたが、ハーフウェイライン付近でのディフェンスブレイクダウンで7番平田選手がボールを奪いにジャッカルに入った際、不当なプレーとの反則を取られイエローカードを出されます。 この時点で、9番児玉選手、7番平田選手の2名が一時退場となったため、13名で戦う時間帯が発生し、非常に厳しい展開となります。
後半19分。 自陣ゴール前の相手ボールスクラムから、連続攻撃を仕掛けられ、最後は18番にトライを許します。3-23。 これ以上離されたくないヴォルテクスは、後半20分に鹿子島選手、徳永選手、中村選手、屋選手を投入します。 しかし、後半29分にも13番にトライを奪われ、3-30と大きく差を広げられます。
後半37分。 このままでは終われないヴォルテクスは、自陣からボールを回し攻撃を仕掛けます。すると6番高井選手が相手タックルをかわしビックゲイン。 その後11番磯田選手へパスが渡ると一気に相手ゴール前まで迫ります。 再び高井選手へパスが渡り、最後は15番加藤選手がトライ。高井選手を起点に最後に意地のトライを奪ったヴォルテクス。 最終スコア10-30で試合終了となりました。
ホームで痛い敗戦となったヴォルテクスは、これから2ndステージを上位リーグで戦うためには、絶対に負けられない戦いが続きます。 台風襲来前の雨天の中、観戦にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。 次節10月6日(土)、栗田工業ウォーターガッシュ戦もホーム香椎競技場で開催いたします。 多数のイベントも企画しておりますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。