9月16日(日)トップチャレンジリーグの1stステージ第2節の近鉄ライナーズ戦がミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ)で開催されました。 TCL開幕戦で白星スタートを切ったヴォルテクス。第2節はホームゲームとなるミクスタで、昨季トップリーグから降格した、多くの外国人選手を要する強敵近鉄ライナーズとの対戦です。 多くの来場者が見守る中、15時にヴォルテクスボールでキックオフされました。
前半2分。 近鉄8番がハイタックルの反則でイエローカードを受け、10分間退場となります。 前半6分。 数的優位を生かしたいヴォルテクスでしたが、自陣22m付近で近鉄の連続攻撃に、DF人数が足りなくなったところを、2番−1番−5番とパスを繋がれ、最後は15番にゴール右隅へ先制トライを許します。 0−7。
前半13分。敵陣10m付近で近鉄の連続攻撃に対し、組織DFでプレッシャーをかけ続けていたヴォルテクスでしたが、相手9番の動き出しにDFの足が一瞬止まったとこを突かれ、外のスペースへ展開されます。 タッチライン付近の狭いスペースで4番−11番−15番−9番に繋がれ、追加点を許します。0−14。 キックを有効に使い、敵陣でプレーする時間が多いヴォルテクスですが、前半22分にも9番にトライを許し、0−21と点差を広げられます。
前半27分。近鉄8番が14番末藤選手に対し、ノーバインドの危険なタックルを犯し、この試合2枚目となるイエローカードで退場となります。 前半29分。敵陣22m付近で連続攻撃を仕掛けるヴォルテクスは、BKに数的優位を作り出します。 相手DFが前へ上がってきた裏のスペースを見逃さなかった中選手が絶妙なキック。 そのキックに素早く11番磯田選手が走り込み、左中間に反撃のトライを奪います。5−21。
その後も数的優位を活かしながら、粘り強いDFで何度かターンオーバーに成功するも、ミスによりチャンスを潰すもどかしい時間帯が続きます。 すると前半36分にそのターンオーバー後のミスから相手2番にトライを許し、前半は5−26で終了となります。
後半5分。 後半は、風上を生かし、強固な組織DFで最初にスコアして流れを戻したいヴォルテクス。 しかし、自陣22m付近からの相手ボールのスクラムセットプレーから連続攻撃を仕掛けられると、ヴォルテクスBKのDFラインが上がった裏のスペースへキックパスを繋がれ、後半最初も近鉄にスコアされます。5−31。 更に、後半20分にもスクラムセットプレーから相手13番にトライを奪われ、5−38と大きく点差を広げられます。
後半33分。 このままでは終われないヴォルテクスは、敵陣ゴール前のマイボールラインアウトから、BKも加わりモールで押し込みます。 その後モールは崩れますが、FW陣が粘り強く連続してサイドアタックを仕掛け、最後は7番平田選手が左中間へトライ。ゴールも成功し12−38とします。
後半41分。 近鉄の激しいアタックに対し、湧き上がるDFで何度もゴール前のピンチを防いだヴォルテクスは、試合終了間際にチャンスが訪れます。 敵陣10m付近の連続攻撃から、この試合途中からスタンドオフのポジションに入ったキャプテン中選手が、相手FWが固まっているミスマッチを突くため、逆サイドに走り込みます。 9番児玉選手からパスを受け、そのままDFラインを突破しゴール右隅へトライ。ゴールも成功し、最終スコア17−38で試合終了となりました。
暑い中、会場に足を運んで応援していただいた皆さま、ありがとうございました。 次回、第3節は9月29日(土)に釜石シーウェイブスRFCと本拠地九州電力香椎競技場で対戦します。 昨シーズン釜石とは接戦の末、辛くも勝利したヴォルテクス。今回も非常に厳しい戦いが予想されますが、2ndステージ上位リーグに進むためには、絶対に負けられない相手です。 皆様、ぜひホーム香椎競技場へお越しいただき熱い応援よろしくお願いいたします。